土浦の放射線量。現在セシウム検出されず。安全な土浦の水道水
土浦付近の線量についてであるが文部科学省の各県毎の発表のデータより、遥かに高い数値が出ているところが様々なところに存在することが分かってきた。土浦付近では北側に面した建造物の外壁面で雨どいから水が落ちてくる地点で緑色の苔が生えているような場所で、極めて高い線量が確認される場合がある。それは苔が放射能のセシウムを多く含んでいる証拠とも言えよう。緑色の苔は湿気の多い場所のコンクリートに付着しており藍藻類の一種と思われる風体のものであるが、放射線量が非常に高い線量(苔と線量計を約1cm離した状態で一時的には4.17μsv/h)であるため、未だ種類を確認するには至っていない。では何故その苔がそんなに大量の放射能セシウムを含んでいるのかを説明させていただく。まず植物の3大栄養素は窒素、リン、カリであるが、植物の種類によってはカリウムを好んで取り込む種がある。チェルノブイリ原発周囲の除染に使用されているというヒマワリや菜の花等である。他にも各地でセシウムや放射性ヨウ素の量が国規定を超えて問題になるかきな、ホウレンソウ、小松菜、茶葉、パセリ等はカリウム、各牧草類もカリウムを好む品種である。では何故セシウムを吸収してしまうのだろうか。セシウムはカリウムに似た構造であるため、植物はセシウムをカリウムと誤って取り込んでしまうためなのである。最初に記した藍藻類の一種と思われる湿苔も以上のような理由でセシウムを多量に取り込んでしまった結果、非常に高い放射線を出し続けているものと考えられる。そして霞ヶ浦のアオコ類もセシウムを吸収しているようである。土浦の水道は半減期の短い若干の放射性ヨウ素を除いてセシウムは本の一時を除いて不検出である。セシウムCs-137は3/29、30日に約1Bq(ベクレル
)程度。国の定めた飲料禁止基準は 200Bqであるから基準の 1/200である。その後4/2は不検出でその後4/4、4/6 にセシウムCs-134が超微量の1Bq未満検出されたが、以降セシウムは未検出である。これはまさに霞ヶ浦が富栄養で植物プランクトン数が非常に多い、言い方を変えると霞ヶ浦が激しく汚かったお蔭で安全な水道水が確保できる結果になったのである。霞ヶ浦に流入したセシウムは、カリウムと構造が似ているため藍藻類(
アオコ)などの植物プランクトンに誤って吸収される。取水塔から組み上げられた水はやがて受水槽へ流れ、そこでポリ塩化アルミニウム(PAC)が添加され攪拌される。やがてプランクトン類は凝集沈殿する。このときセシウムを含んだ植物プランクトンが取り除かれ、透明な上水のみが砂、活性炭層を通過し、塩素滅菌され水道水として配られる。通常フィルターによる濾過では取り除き難いセシウムがプランクトンという形の中に取り込まれているため極めて容易に取り除けてしまうのである。植物プランクトンに放射能が取り込まれていればその植物プランクトンから放射線が出ているはずである。そこで4/14の定期調査でSS分析のために使用した濾紙に残る乾燥プランクトンが放射線を出しているかガイガーカウンタ線量計DP802iで測定してみることにした。円形濾紙は、各調査ポイント(ステーション)毎に 200ccのサンプル水を採り、各検水を円形の濾紙で懸濁物、浮遊物を濾しとったものである。8枚の円形濾紙はA4用紙上に採水場所順に貼り付けてありビニル袋に入っていた。まず、研究室内の空間線量を計測すると0.08μsv/h。外部の0.11μsv/hに比べると閉め切っていることの多い研究室は低めである。次に8ステーション分のビニル上に線量計を置いて見ると間もなく線量が上がり始め0.11、瞬間的には0.12μsv/hに達した。それほど強くない放射線レベルではあるが、周囲より最大0.04μsv/hだけ強い放射線量を確認することが出来た。
土浦の水道水の放射性物質検査県環境放射線監視センター分析結果は下の土浦市 URLをクリックして下さい。
                        http://www.city.tsuchiura.lg.jp/news.php?code=1587
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