2007年8月9の湖水観測結果から
 
 
  8月9日、猛暑の中を出航した。漁船、レジャーボートともに少ない。水温は約30度で水色は緑の地点
 が多かった。透明度は90cm前後だった。植物プランクトンが多く、強い太陽光のもとで、活発に光合成
 を行っていることが、溶存酸素やpHの数値からもうかがえた。
  CODは7月よりもやや高い。植物プランクトンは、珪藻類が減って、オシラトリア、フォルミディウ
 ムなどの糸状藍藻類が優占していた。ミクロキスティスは沖合ではごく少ない。糸状藍藻類の増加がCO
 D値に反映されているようだ。動物プランクトンも多い。特に牛渡沖、高浜入でワムシ類が多いが、ワカ
 サギなどの餌となるため、その成長によいと思われる。
 
 
 
大山沖のウインドサーフィン              調  査  風  景
 
霞ヶ浦水質調査研究会