2008年9月18日、19日の湖水観測結果について
 
 
  今回も雨模様の中での出航となった。8月下旬から降雨量が多く、湖水の入れ替わりが早まったためか、
 9月の観測では比較的良好の水質と言える結果だった。
  COD値はどの地点でも、この時期としては低い数字を示し、植物プランクトン数が少ないことを反映し
 ているようだ。江戸崎入、天王崎沖で、アンモニア態窒素が高かったことが特筆されるが、原因はわからな
 い。
  動物プランクトンでは、地点にもよるがオナガミジンコ、ゾウミジンコ類の数が多かった。
  これは初秋としては例年どおりである。これらの大型ミジンコ類(カブトミジンコ類をふくむ)が多い時
 は、植物プランクトンが少ない傾向にあり、食物連鎖(食う−食われるの関係)で説明できそうである。
 
 
潟vロパスト様、潟宴Nスマリーナ様のご協力により2008年8月度より定期観測を再開しました。
 
霞ヶ浦水質調査研究会