2009年5月14日の湖水観測結果について
 

  5月14日、やや風が強い中で土浦港を出航した。波浪が強く、午前中の観測はかなり揺れたが辛うじて実
 施した。午後の休憩後、さらに波浪が強まった。船長は、帰港は危険と判断し、潮来で臨時に宿泊し、翌日
 帰港となった。広大な霞ヶ浦の船上観測では、いかに危険を的確に予測し、無理せずに回避するかが大切で
 あることを実感した。
  4月に較べて、CODがやや低下した。珪藻類のブルーム(増殖)は続いていたが、糸状藍藻類は減って
 いた。このことから、COD値には、珪藻類よりも藍藻類の増減が寄与していることが想像できる。ケンミ
 ジンコ類は4月よりやや増えた。カブトミジンコが発生している水域もあった。
今回の観測資金はメンバーのカンパにより、観測船は「がいあU世号」で実施された。

 
5月の定期湖水観測は(社)霞ヶ浦市民協会主催、境町加藤先生の燃料のご寄付で行いました。
 
霞ヶ浦水質調査研究会