2009年7月16日の湖水観測結果について
 

  霞ヶ浦水質調査研究会が発足し、主催事業(協力:社団法人霞ヶ浦市民協会)としては2回目の湖水観測
 となった。天候は晴れで、風はあるが強くはなく、まずまずの観測日和となった。湖面では、横引きトロー
 ル漁の船が数隻出漁していた。
  各定点で動物プランクトンが大量に発生していたのに対し、植物プランクトンは少なかった。それを反映
 してCOD値は低めだった。顕微鏡分析では、デトリタス(有機質残滓)が比較的多い印象があり、懸濁物
 がやや多かった。化学分析では、硝酸態窒素が先月より高い地点が多かった。
  7月21日には、ワカサギのトロール漁が解禁になり、翌日には初日の漁獲速報が発表されたが、10数年来
 の好漁となった。餌資源としてのミジンコ類がよく発生していることと連動していると思われる。
  なお、霞ヶ浦水質調査研究会では会員を募集しています。年会費5000円で、定員が許す限り何回でも体験
 乗船できます。詳しくは、029-835-2252までお問い合わせください。

 

7月の定期湖水観測は土浦石岡地方社会教育センター霞ヶ浦
の水質調査と水運史研究同好会のカンパにより行われました
 
 
霞ヶ浦水質調査研究会