2018年10月29日の観測結果について
 例年10月の観測は上旬に実施していたが、今回は第17回世界湖沼会議の直前に重なったため、下旬に延期して行った。水温は16度台に下がっていたが、10月に入ってからは、雨が少なく台風の直撃もなく、安定した天気(曇り、晴れ)が続いた。湖心をふくめて各定点では水色が草色から淡緑を呈し、透明度は 100cm前後だった。植物プランクトンは珪藻類がやや多くなっていたが、特に優占種はなかった。動物プランクトンでは、ミジンコ類、ケンミジンコ類が減少し、ワムシ類が多くなっていた。この時期までに漁獲を逃れたワカサギは良く成長して魚体が大きくなっているが、この季節では大型の動物プランクトンが少ないため、ワムシを捕食しているとみられる。土浦周辺沿岸の船溜まり(休日の手野ドックなど)では、ワカサギ目当てに「サビキ釣り」の釣り人が多いことを見ると、食欲旺盛のワカサギが、餌をつけないサビキ針に誘われて、よく釣れているようだ。各定点の水質は、 COD、リン酸態リン、無機態窒素ともに、特に高くなかった。午前中は雲量が多かったが、帰路は雲がとれて秋空が広がり、凪で湖面は静かだった。
 この湖水観測活動は、市民が作る「霞ヶ浦水質調査研究会」による自主的な調査ですが、公益的な意義が大きいものです。しかし財源不足の中で、個人の負担が大きくなっています。応援してくださる方を募っています。
 メール:pcom @ sea.plala.or.jp
 また(株)ラクスマリーナ様では『調査船がいあU世』で水質調査と霞ヶ浦1周クルーズに参加を呼びかけるページを作ってくださいいました。コチラからご覧いただけます。
ラクスマリ0ナの観光クルーザー ユリカモメの群れが付いてきた
玉造桟橋 三又沖航行中
霞ヶ浦水質調査研究会