2019年 6月 3日湖水観測結果について
 この日、関東地方は梅雨入り前だが、気温が上がって蒸し暑い。出港時は曇天だったが、沖では、やや日差しが出て、参加者は少し日焼けした。5月21日に約60ミリの降雨があり、流入河川から濁水が流入した。その影響が気になったが、6月3日の観測日では、かなり沈殿したものの、透明度は沖宿沖、牛渡沖、高浜入で約70センチ、湖心で1.25m程度だった。水色は土浦入りでやや茶色がかった緑白濁だったが、湖心などでは淡緑だった。5月下旬は、気温が30度Cを超える真夏日が多かったが、観測日の水温は22〜24℃であった。
 動物プランクトン相は、ワムシ類、ミジンコ類が皆無、ケンミジンコ類も少なかった。高浜入でイサザアミが発生していた。動物プランクトンが少ない原因は、イサザアミ、またはワカサギやシラウオ稚魚による捕食が考えられる。
 植物プランクトン相は、動物プランクトンによる捕食圧が低いためか、珪藻類がやや優占し、緑藻類も観察された。糸状藍藻類やミクロキステイスは皆無に近いが、これから真夏に向けて、月例観察が欠かせない。
無機態各窒素、リン酸態リン濃度は大雨と河川水流入で注目されたが、特に高くなかった。
CODは、高浜入で8mg/L台だったが、他地点は6mg/L台だった。
毎年6月の観測は、観測後に潮来の「あやめ祭り」、対岸の「佐原加藤洲十二橋めぐり」のさっぱ舟体験、名刹長勝寺散策を兼ねて実施しており、スタッフを含て10名が参加した。
 この湖水観測活動は、市民が作る「霞ヶ浦水質調査研究会」による自主的な調査ですが、公益的な意義が大きいものです。しかし財源不足の中で、個人の負担が大きくなっています。応援してくださる方を募っています。
 メール:pcom @ sea.plala.or.jp
 また(株)ラクスマリーナ様では『調査船がいあU世』で水質調査と霞ヶ浦1周クルーズに参加を呼びかけるページを作ってくださいいました。コチラからご覧いただけます。
土浦入。建物は水道局 麻生沖
水上マート
潮来あやめ園
調査風景 北利根橋東
帰港時、土浦港ラクスマリーナ着船
霞ヶ浦水質調査研究会