2020年10月19日湖水観測結果について
今秋は例年に比べて雨模様の日が多く、観測実施を延期していたが、10月の観測は19日に行った。午前中は晴れていたが、午後は曇り、帰路は小雨となった。そのため、江戸崎入の定点は欠測になった。雨が多かったためか、透明度は各地点で1メートルを超えて、比較的に良かった。COD値、各無機態窒素、リン酸態リンが低めで、異常値は観測されなかった。
動物プランクトン類は、10月としては例年なみで、真夏に比べてワムシ類がやや多くなり、ゾウミジンコもカウントされた。植物プランクトン類では、特に優占する種類はなかった。これから冬に向けて、日照時間が短くなり、水温が低下するため、植物プランクトンが少なくなるが、来春2月には珪藻類が増えてくることが予想される。
 この湖水観測活動は、市民が作る「霞ヶ浦水質調査研究会」による自主的な調査ですが、公益的な意義が大きいものです。しかし財源不足の中で、個人の負担が大きくなっています。応援してくださる方を募っています。
 メール:pcom @ sea.plala.or.jp
 また(株)ラクスマリーナ様では『調査船がいあU世』で水質調査と霞ヶ浦1周クルーズに参加を呼びかけるページを作ってくださいいました。コチラからご覧いただけます。
牛渡沖で調査 雲量が多い
走行中風景
歩崎沿岸
霞ヶ浦大橋北西
霞ヶ浦水質調査研究会