2022年10月31日湖水観測結果について
 例年8月に実施してきた夏の逆水門方向の観測は諸事情で10月にずれこんだ。季節は変わったが、貴重な秋のデータが得られた。今回は、日帰りの最短コースで逆水門まで往復したので、高浜入り、江戸崎入り、北浦心、佐原沖は欠測となった。
 天候は好天に恵まれ、風も強くなく、観測日和で写真撮影にも好適だった。透明度は各地点で低く、60cm程度のところが多く、水色は茶緑、薄緑、薄茶だった。CODは5mg/L前後だった。逆水門の閘門を通過して、下流側に出ると、電気伝導度、塩化物イオン濃度が高く、潮水が遡上していた。植物プランクトンは、例年の2月、9月に比較して、どの地点でもやや少なめだった。動物プランクトンも少なかった。
 この湖水観測活動は、市民が作る「霞ヶ浦水質調査研究会」による自主的な調査ですが、公益的な意義が大きいものです。しかし財源不足の中で、個人の負担が大きくなっています。応援してくださる方を募っています。
 メール:pcom @ sea.plala.or.jp
 また(株)ラクスマリーナ様では『調査船がいあU世』で水質調査と霞ヶ浦1周クルーズに参加を呼びかけるページを作ってくださいいました。コチラからご覧いただけます。
三又沖 調査風景
潮来沖
潮来港 アメンボ艇庫
神栖地区 常陸川水門
常陸川閘門通船中
霞ヶ浦水質調査研究会