2023年12月13日調査結果について
 弱い低気圧通過後、終日晴天だった。風がなく、絶好の調査日和。筑波山と富士山がくっきりと眺められた。湖水の水色は茶緑濁で透明度は65~90cm。水温は11℃台。CODは5~6mg/L前後。無機態窒素、リン酸態リンは低め。電気伝導度、塩化物イオン濃度は例年なみだった。。  動物プランクトンでは、秋に多いゾウミジンコがまだ残っていた。この時点でやや暖冬傾向のためか。江戸崎入りで、珍しいカイミジンコが記録された。植物プランクトンは、水温が低く日長時間が最も短い12月のため、少なかった。  今回は、日本野鳥の会会員の松田浩二さんが参加し、ミサゴ(猛禽類)、ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリをふくめて16種類の水鳥が船上から記録された。本格的な寒さはこれからなので、湖面のカモ類はまだ少なかった。
 この湖水観測活動は、市民が作る「霞ヶ浦水質調査研究会」による自主的な調査ですが、公益的な意義が大きいものです。しかし財源不足の中で、個人の負担が大きくなっています。応援してくださる方を募っています。
 メール:pcom @ sea.plala.or.jp
 また(株)ラクスマリーナ様では『調査船がいあⅡ世』で水質調査と霞ヶ浦1周クルーズに参加を呼びかけるページを作ってくださいいました。コチラからご覧いただけます。
ふれあいランド桟橋 美浦村大山
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