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『 がいあ 』 ニュースと航海日誌  『 2002年5月 』

 

2002年05月30日木曜日 船長1名、協力2名、京成マリーナ再出航時3名
地点、港 天候:晴後曇 風向風速:南東3m後南西7m  気温:23〜22℃
14:00 土浦港−『京成マリーナ』 朝は雨だったが、出航時は曇って微風
14:11 15:30 歩崎、志戸崎漁港 環境燃料での航行性能調査
15:50 16:00 土浦港−『京成マリーナ』 水を観察するため再出航
16:05 16:20 土浦港東舟溜 水を観察
16:40 土浦港−『京成マリーナ』 航行距離:12浬

 (株)京成マリーナのホームページ作成の素材写真を撮るために出航した
(株)京成マ
 リーナのHPは、全てがいあ船長が代行作成することになった。この日の、土浦港の水
 は、かつてみたことが無いほど黒く
水質に何かあったことが伺えた。帰港後マリーナ
 内でも、水の黒変について騒がれており
再びがいあで出航した特に港の奥の方は
 墨汁を流したように真っ黒で、生臭い匂いを伴っていた。国土交通省霞ヶ浦工事事務
 所の水質110番 ホットラインに通報した。

 

2002年05月22日水曜日 船長1名、調査員3名
地点、港 天候:曇 風向風速:北東2m後3m  気温:21℃
10:05 土浦港−『京成マリーナ』 朝は雨だったが、出航時は曇って微風
10:07 10:30 掛馬沖観測所 柱状採水、低泥採取
10:32 10:51 大室舟溜沖 柱状採水、低泥採取
10:55 土浦港−『京成マリーナ』 航行距離:6浬

 
農林省の依頼で、出航。水深ごとの柱状採水、採泥を行った。

 

2002年05月19日土曜日 船長1名、協力1名
地点、港 天候:曇 風向風:西3m  気温:20℃
15:00 土浦港−『京成マリーナ』 朝は雨だったが、出航時は曇って微風
15:05 1:30 沖宿・防衛技研沖 環境燃料での航行性能調査
15:50 土浦港−『京成マリーナ』 航行距離:4浬

 環境燃料「ガイアックス」での航行テストを行った。低速ではエンストが頻発し
5000回
 転を超えるとミスファイヤーとノッキングし、問題は少なくなかった。2500〜5000回転の
 域では安定しており、その回転域内での燃費は極めて良好であった。

  

2002年05月14日火曜日 船長1名、調査員2名。ゲスト1名
地点、港 天候:晴 風向風速:南東3m後10m 気温:17〜21℃
10:16 土浦港−『京成マリーナ』 出航時は微風だったが午後から強い南東風に変わり時化た。
10:18 10:33 沖宿・防衛技研沖 採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取
10:36 10:51 牛渡・大須賀津沖 採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取
10:55 11:10 高浜入心 採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取
11:16 11:31 三又沖心 採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取
11:33 11:48 麻生・和田沖 採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取
11:51 14:30 潮来港 常陸利根川は激流。昼食、休憩、給油等。出航時風浪強くなる。
14:38 14:50 江戸崎入心 昼食、休憩、給油等。志戸崎沖より風浪特に強くなる。
15:00 土浦港−『京成マリーナ』 追波に乗って17kn(ノット)で減速航行。航行距離:40浬

 調査では全域がイサザアミで覆われ、他の動物プランクトンはほとんど確認できなかっ
 た。数日前の降雨で水位が上昇していたため、常陸川水門が開放されており、北利根
 橋、潮来港間の流れは凄まじかった。特に橋桁付近では、渦を巻いた状態で流れてお
 り、流速は早いところでは3kn(ノット)にも及ぶほどだった。潮来からの帰りは風力が強
 ったが、南東であったため、ほとんど波に乗るような状況で江戸崎入心の調査を済ませ
 帰港した。

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