『 がいあ 』 ニュースと航海日誌  『 2003年08月 』
 
2003年08月31日(日) 船長1名、関係者4名
地点名 天候:曇。     風向風速:南西7〜9m。     気温22℃
 
  14:30 土浦港 出航、徐行。
14:35 牛込沖 通過。
14:50 14:55 湖心東 休憩。
15:05 西蓮寺沖 通過。
15:30 16:26 潮来港 上陸、休憩。
16:55 手賀沖 通過。
17:26 土浦港京成マリーナ 自然漂流。走航距離49浬
京成マリーナのバリアフリーページの相談に乗っていただいている内田様一行が来浦さ
れ、内田様のヨットもバリアフリー化改造中であるため『がいあU世』で潮来方面をご
案内した。途中9mのにも及ぶ風のため、非常に揺れが激しく中途コース変更を行い、
潮来港へ向かった。帰りは風向きの影響で比較的安定した航行ができた。
 
2003年08月30日(土) 船長1名、関係者4名
地点名 天候:曇。      風向風速:東5〜6m。      気温22℃
 
  20:30 土浦港京成マリーナ 出航。徐行。
20:45 21:00 大岩田沖 休憩。
21:10 00:35 土浦港 停泊。出航。徐行。
01:20 01:45 川尻沖 休憩。徐行。
02:30 土浦港 自然漂流。走航距離5浬
京成マリーナが22時施錠のため、『がいあU世』を土浦港に移動した。関係者が来浦
し、沖合いにて夜景観賞等を行った。
 
2003年08月28日(木) 船長1名、関係者1名
地点名 天候:曇。      風向風速:東5〜6m。      気温23℃
 
  12:30 土浦港京成マリーナ 出航。
12:32 12:40 田村沖 教習。
12:50 13:05 沖宿沖 教習。
13:10 土浦港京成マリーナ 走航距離4浬
関係者が、小型船舶2級操縦士免許取得のため、『がいあU』を使って教習を行った。
 
2003年08月24日(日) 船長1名、ゲスト1名
地点名 天候:晴。      風向風速:南東5m。      気温30℃
 
  13:25 土浦港京成マリーナ 出航。間接冷却水タンクのキャップを交換
13:30 13:35 川尻沖 負荷時の冷却水の水温テスト。帆曳き船観賞。
13:40 土浦港京成マリーナ 接岸及び退避作業。走航距離0.3浬
本日間接冷却機のキャップを交換し、冷却水水温の負荷時の状況を見た。観光帆曳き船
が操業しており、川尻沖で観賞した。本日は気温も高く、多くのプレジャー船が出てい
た。本日『がいあU世』及びがいあ船長を取り上げた番組が放送された。フジテレビの
「おはよう茨城」で午前6:45より15分間放送された。
 
2003年08月19日(火) 船長1名、調査員2名、関係者1名、ゲスト1名、インターン1名
地点名 天候:曇一時雨。 風向風速:北東4〜6m。 気温21〜23℃
 
  09:35 土浦港京成マリーナ 定期水質調査のため出航。
09:39 09:53 沖宿−防衛技研 採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。
09:59 10:13 牛渡−大須賀 採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。
10:40 10:50 高浜入心 採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取
11:05 11:15 三又沖心 採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。
11:20 11:30 江戸崎入心 採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。
11:40 11:50 麻生−和田沖 採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。
11:55 12:10 北利根橋下 水流観測
12:15 13:50 潮来港 上陸、食事、休憩
13:53 14:00 JR潮橋梁下 水流観測
14:12 14:30 息栖真崎 水流観測(途中潮来港区徐行)
14:50 15:05 北利根橋下 水流観測
15:45 16:30 土浦港京成マリーナ 走航距離64浬この行の発は解散時刻
北東の風がやや強く、西浦南岸は時化ていた。透明度は全体的に低く、1mに達すると
ころは全く無く、三又心に至っても黄河のような泥水であった。長雨の影響で水位が高
い状態で、常陸川水門が開放されているため、常陸利根川の流量を観察するために、息
栖真崎まで行く事になった。常陸利根川は、国土交通省霞ヶ浦河川事務所波崎出張所の
話では、干潮時の順流放流でここのところ500t/秒程度流れていたとのことで、実際現
地を見てみると、橋桁の下流側には渦が出来、毎秒50cm〜1m程度の非常に強い流れを
観測することが出来た。霞ヶ浦は順調な滅水を続けており、今後大雨がなければ2日程
度で平水位に戻りそうな状況である。帰港後荷揚げ作業、清掃等。
気象庁が今月2日に発表した関東、南東北地方の梅雨明け発表を撤回。未だ梅雨明けず
 
2003年08月18日(月) 船長1名、関係者1名
地点名 天候:曇。      風向風速:南東2m。      気温23℃
 
  08:35 土浦港京成マリーナ 出航。
08:36 南桟橋 接岸及び退避作業。走航距離0.3浬
長雨による増水で、北桟橋水没の恐れが出てきたため『がいあU世』を南桟橋へ移動。
常陸川水門の開放による順流放流で、滅水が図られ、水位が低下し始めたため、『がい
あU世』を北桟橋に戻した。今夏は雨天や曇が続き非常に寒い夏になった。
 
2003年08月17日(日) 。.Y.P.+1.73mを記録。北桟橋一部水没.。
長雨による増水で土浦でY.P.+1.73mを記録し京成マリーナ北桟橋の一部が水没した。
 
2003年08月16日(土) 船長1名、ハーバー関係者1名、関係者1名
地点名 天候:雨。      風向風速:北東7m。      気温18℃
 
  08:35 土浦港京成マリーナ 出航。
08:36 南桟橋 接岸及び退避作業。走航距離0.3浬
長雨による増水で、北桟橋水没の恐れが出てきたため『がいあU世』を南桟橋へ移動。
 
2003年08月13日(水) 。.本日『がいあU世』の燃料160g給油.。
本日、調査船『がいあU世』に軽油160リットル(県税事務所許可油)を給油した。
 
2003年08月10日(日) 船長1名
地点名 天候:晴。       風向風速:南2m。       気温28℃
 
  08:35 土浦港京成マリーナ 出航。
08:36 土浦港 接岸及び退避作業。走航距離0.3浬
台風10号接近のため、土浦港避難していた『がいあU世』をマリーナの桟橋に戻した。
 
2003年08月09日(土) 船長1名、関係者2名
地点名 天候:曇後雨。    風向風速:南13m。     気温29℃
 
  13:30 土浦港京成マリーナ 出航。
13:31 14:10 土浦港 接岸及び退避作業。走航距離0.2浬
台風10号接近のため、『がいあU世』を土浦港ホワイトアイリス発着バースに避難した
 
2003年08月08日(金) 船長1名、調査員2名、ゲスト1名
地点名 天候:晴時々雨。 風向風速:南3〜9m。 気温28〜30℃
 
  09:30 潮来港 出航。
09:35 09:50 潮来港沖 採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。
10:00 10:15 浪逆浦心 採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。
10:20 10:35 息栖真崎 採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。
10:36 10:50 小見川閘門 閘門通過
10:55 11:00 小見川渡船跡 撮影
11:05 11:10 津宮渡船 撮影
11:20 11:45 佐原港沖 採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。
11:50 13:40 横利根閘門 上陸、食事、休憩。
14:55 16:30 土浦港京成マリーナ 2日間の走航距離114浬(寄港後オイル交換等)
長軸方向水質調査2日目のため、潮来港を出航した。外浪逆浦は白濁し、西浦的な感が
あったが、息栖真崎は昨日の逆水門上とほぼ同等の水の感じで、透明度はやはり1m55
cmと、市民協会の調査開始以来、過去最高を記録した。常陸利根川と、利根本川を結ぶ
小見川閘門を通過する際、シラスウナギと思われる稚魚を採取した。佐原港沖で調査を
完了した後、横利根閘門脇の公園に接岸し、昼食休憩をした。台風の影響か、途中で風
が非常に強くなったが、西浦に入ると風は落ちて来、時折強い雨が降る状態になってき
た。京成マリーナ帰港後、ボルボ純正ディーゼルオイル10リットルの交換を行った。な
お今回の調査中、飲料水用の清水モーターを破損した。
 
2003年08月07日(木) 船長1名、調査員2名、ゲスト1名、テレビ局4名
地点名 天候:曇一時雨。 風向風速:東1〜7m。 気温23〜29℃
 
  10:37 土浦港京成マリーナ 定期水質調査のため出航。
10:39 10:45 湖心 デモ採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取、TV取材。
10:47 10:57 北浦南心 採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取、TV取材。
11:02 11:15 逆水門上 採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取、TV取材。
11:19 11:22 逆水門下 採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。
11:26 11:37 波崎河口 採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。
11:40 11:43 銚子沖 休憩
11:49 12:04 銚子港 上陸、給油
12:13 12:25 潮来港 上陸、宿泊。走航距離は翌日にトータルを表記
年2度の長軸方向調査のため出航した。今回は、霞ヶ浦ネットの前川先生がゲスト乗船
されたほかフジテレビ『おはよう茨城』のスタッフの方々が乗船され、調査船『がいあ
U世』の取材を行った。(社)霞ヶ浦市民協会の沼澤主件と、がいあ船長もインタビュー
を受けた。また、調査船撮影のため(株)京成マリーナの『やよいV世』が土浦−常陸川
水門間で併走し『がいあU世』の撮影を行った。湖心では北浦及び他水域との比較を行
うためのデモ調査を行った。西浦湖心は相変わらず白濁しており、透明度は高くなく、
95cm程度であった。北浦はビリジアンを呈し透明度は1m。常陸利根川の逆水門上では
濃緑色で1m55cmと記録的な透明度を記録し非常に綺麗に感じられた。逆水門下は、こ
このところ降水量が多かったために、前日位に逆水門から霞ヶ浦の水を放水したためか
塩分濃度は低く、常陸利根川と同種と思われるプランクトンが逆水門上とほぼ同程度に
確認された。この現象は波崎河口付近まで続いており、河口では記録的数のプランクト
ンを確認した。通常の調査では、逆水門下では、きわめて少数しか動物プランクトンは
確認しておらず、河口においては目で見て数個程度しか確認されたことがなかった。そ
の後、銚子沖約1海里まで出て、透明度を測定した。水色はエメラルドブルーで9mを
記録した。銚子港で給油し、閘門閉鎖の5時ぎりぎりに逆水門を通過し、潮来港着後、
採水サンプルのクーラーボックスの氷を交換し、宿泊した。旅館が港前だったため、夕
食後、接岸してある『がいあU』船上で宴会を行った。
本日、調査船『がいあU世』に軽油160リットル(県税事務所許可油)を給油した。
 
2003年08月03日(日) 船長1名、関係者1名
地点名 天候:晴時々曇。 風向風速:南西5〜8m。 気温24〜29℃
 
  13:30 土浦港京成マリーナ 出航。
13:35 14:10 掛馬沖 休憩。
14:30 14:35 川尻沖 帆曳船見物。自然漂流。
14:37 15:56 大山沖 自然漂流。
16:00 土浦港京成マリーナ 走航距離20浬
関係者1名が来て出航した。帆曳船見物後、風により流される実験等を行った。比較的
風は強かったが、良く晴れて蒸し暑かった。
 
2003年08月02日(日) 関東、東北南部地方の梅雨明けを発表
平年の7月20日より約2週間遅れて、気象庁が「関東地方及び東北地方南部の福島、山
形、宮城が梅雨明けした模様」と発表した。本年の7月は例年になく寒い夏となった。