『 がいあ 』 ニュースと航海日誌  『 2004年01月 』
 
2004年01月27日(火) 『がいあU世』のドライブの修理に着手。
本日、三井住友火災のアジャスターの方が見に来られ、ドライブシャフト及び双プロペ
ラの交換修理に仲川マリン様が着手。
 
2004年01月20日(火) 『がいあU世』を陸揚し破損箇所点検。
『がいあU世』を陸揚げし点検。プロペラ2枚とドライブシャフトに破損箇所を発見。
 
2004年01月18日(日) 『がいあU世』の破損箇所点検(水上)。
『がいあU世』浮上したまま点検を行う。ドライブの破損著明。(株)京成マリーナより
修理やさんの仲川マリン様に連絡。後に団体保険の事務所へ連絡を行う。
 
2003年01月16日(金) 船長1名、調査員2名、ゲスト2名
地点名 天候:晴。   風向風速:南東0〜6m。    気温4〜6℃
 
12:15 13:30 土浦港京成マリーナ 定期水質調査のため出航。
13:40 13:55 沖宿−防衛技研 採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。
14:05 14:20 牛渡−大須賀 採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。
14:32 14:47 江戸崎入心 採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。
14:55 15:05 三又心 採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。
15:20 15:35 麻生−和田沖 採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。
15:50 16:05 高浜入心 採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。減速運航。
16:50 17:10 土浦港京成マリーナ 着船後清掃、12月電飾走航距離40浬
今回の調査での透明度は観測史上最悪で、10cm代から30cm程度のところが多かった。い
ずれの陸岸からも最も遠い三又心でも水の色はミルクティー色で、強い白濁を伴い、10
cm代であった。この濁りは、プランクトン由来だけではなく、2日前の爆弾低気圧と、
その余波による大波で沿岸底泥が巻き上がったコロイド状の泥が未だ沈殿せず酷い濁り
をもたらしていたものと思われる。実際一昨日の最大波高は、最大18mにも及ぶ強風で
麻生小高の波高は5m湖心でも3mに達し(国土交通省霞ヶ浦河川事務所速報値)昨日
まで10m程度の強風は残り調査船も欠航した次第であった。
今回のプランクトン調査では、濁った泥水の水中から大量の巨大なイサザアミが全調査
ポイントから確認された。水の色は、多くのところでミルクコーヒーからミルクティー
色を呈していたが、玉造町手賀付近から霞ヶ浦大橋付近までは赤茶色を呈し、スケレト
ネマ・ポタモスによる赤潮が未だ続いている事が伺えた。今回は三又心で巨大な魚を轢
いた感があり、直後にスタンドライブの異常を確認し、徐行で運航し帰港した。魚を轢
いた付近にはユリカモメの大群が水面に下り魚の破片を食べているような感があった。
 
2003年01月01日(木) .新年、 明けましておめでとうございます。
新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。がいあ船長
 

 初日を後に京成マリーナ・ホワイトアイリス船尾を追従するカモメ。2004年元旦。撮影:上野氏