『 がいあ 』 ニュースと航海日誌  『 2004年03月 』
 
2004年03月19日(金) 船長1名、調査員2名、ゲスト2名
地点名 天候:晴。    風向風速:東3〜7m。    気温5〜8℃
 
12:00 13:15 土浦港京成マリーナ 定期水質調査のため出航。
13:20 13:30 沖宿−防衛技研 採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。
13:35 13:45 牛渡−大須賀 採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。
13:55 14:05 江戸崎入心 採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。
14:15 14:25 三又心 採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。
14:35 14:45 麻生−和田沖 採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。
14:55 15:40 潮来港 上陸、休憩、買い物等。
16:00 16:15 高浜入心 採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。
16:50 18:00 土浦港京成マリーナ 着船後荷揚作業等。走航距離48浬
白濁著しく、茶濁も目立ち、透明度は観測史上最悪のうちの1回であった。17日は強風
のため欠航したが、その日の最大風速はところにより20mを超えており、底泥の巻き上
げが未だ収まらない感じもあった。透明度は大抵のところで50cm以下で、茶強白濁色を
呈し、泥水のようであった。江戸崎入心を除いて卵を抱えた巨大なイサザアミが確認さ
れた。途中強風の場所があったが、午後出航ということもあり、減速せずに航行した。
酷く寒い一日であった。
 
2004年03月17日(水) 船長1名、調査員2名
地点名 天候:晴。   風向風速:南西3〜14m。  気温18〜19℃
 
  10:05 土浦港京成マリーナ ワカサギ・シラウオ魚卵調査のため出航。
10:10 10:15 沖宿−防衛技研 調査準備。以後欠航を決める。
10:25 10:25 予科練沖 時化を避けて通過。
10:45   土浦港京成マリーナ 走行距離走航距離7浬
風が非常に強くなり、沖宿−防衛技研沖で調査を試みたが、ローリングがひどく、各種
測定困難と判断し、土浦港に引き返した。次回調査は18日の予定。
 
2004年03月09日(火) 船長1名、関係者1名、ゲスト1名
地点名 天候:晴。   風向風速:南東2〜7m。   気温12〜11℃
 
  15:25 土浦港京成マリーナ ワカサギ・シラウオ魚卵調査のため出航。
16:00 17:10 麻生桟橋 上陸、休憩等。
17:40   土浦港京成マリーナ 走行距離走航距離29浬
関係者およびその友人が来たため出航。風弱く、非常に温かかったが、16時半以降は
冷え込み、東の風が強くなってきた。本日の土浦入は相変わらず泥水の様であった。麻
生付近は若干緑黄色がかっていたが白濁を伴っていた。
 
2004年03月04日(木) 船長1名、調査員2名、ゲスト1名
地点名 天候:晴。   風向風速:南東1〜5m。   気温5〜9℃
 
08:30 10:10 土浦港京成マリーナ ワカサギ・シラウオ魚卵調査のため出航。
10:40 11:05 高須沿岸1 底砂3ポイント採取。
11:06 11:30 高須沿岸2 底砂3ポイント採取。
11:31 11:55 高須沿岸3 底砂3ポイント採取。
12:00 13:10 玉造桟橋 食事、休憩等。
13:20 13:45 志戸崎沿岸1 底砂3ポイント採取。
13:46 14:10 志戸崎沿岸2 底砂3ポイント採取。
14:11 14:35 志戸崎沿岸3 底砂3ポイント採取。
14:36 14:50 志戸崎沖 船内デッキ及び池間の砂礫除去作業。
15:05 17:30 土浦港京成マリーナ 帰港後荷揚げ清掃。走行距離走航距離24浬
(社)霞ヶ浦市民協会のワカサギとシラウオの魚卵調査3回目のために出航。今回は茨城
県霞ヶ浦問題協議会の飯竹様がゲスト乗船された。今回は玉造町高須水泳場跡地と、霞
ヶ浦町志戸崎での調査となった。前回の調査では、桜川村浮島小袖ケ浜で1ポイント40
個ものシラウオ卵が確認された。前回卵が確認された底質は、比較的粗めの砂だった。
今回の志戸崎の岸に近い沿岸部と、土浦入寄り、高須の全域は砂が細かく、所により泥
が混じっており、多くのポイントで魚卵の発見には期待が持てない状態だった。志戸崎
は、岸から500m沖でも、水深1.3〜1.5mと非常に遠浅で、沖合の砂は非常に綺麗であっ
た。高須は、水深の深いところから、棚状に急激に浅くせり上がり、棚上部は沖合300m
付近まで浅い水域が続いていた。水が綺麗だったら、双方とも非常に恵まれた水泳場に
なると思われる地形であった。帰港後、突然風が強まり北10mにも及んだ。
 
2004年03月03日(水) 本日『がいあU世』の燃料150g給油.。
本日、調査船『がいあU世』に軽油150リットル(県税事務所許可油)を給油した。
 
2004年03月02日(火) 船長1名、調査員2名
地点名 天候:曇。   風向風速:南東2〜6m。   気温3〜6℃
 
08:30 09:10 土浦港京成マリーナ ワカサギ・シラウオ魚卵調査のため出航。
09:35 10:00 天王崎沿岸1 底砂3ポイント採取。
10:01 10:25 天王崎沿岸2 底砂3ポイント採取。
10:26 11:00 天王崎沿岸3 底砂3ポイント採取。
11:10 11:40 小袖ケ浜沿岸1 底砂3ポイント採取。
11:41 12:10 小袖ケ浜沿岸2 底砂3ポイント採取。
12:12 12:40 小袖ケ浜沿岸3 底砂3ポイント採取。
12:42 13:10 浮島沖 船内デッキ及び池間の砂礫除去作業。
13:35 15:30 土浦港京成マリーナ 食事後荷揚げ清掃。走行距離走航距離29浬
(社)霞ヶ浦市民協会のワカサギとシラウオの魚卵調査2回目のために出航。今回は麻生
町天王崎水泳場と、桜川村浮島小袖ケ浜での調査となった。前回の調査では、大山沿岸
の水深1.25mのところでワカサギ卵1個のみが確認された。本日は南東の風で、浮島沿
岸での調査が始まると同時に風速が強くなり、沿岸が時化て難航した。双方とも土浦と
は違い砂を、水を貼ったたらいの中でフルイ分けしても濁りは少なく、分別作業は比較
的楽であった。気温が低く、非常に寒い調査となった。水は相変わらず白濁しているも
のの、若干黄緑みを帯びてきていた。