『 がいあ 』 ニュースと航海日誌  『 2004年06月 』
2004年06月27日(日) 船長1名、ゲスト1名
地点名 天候:曇。      風向風速:東4〜5m。      気温24℃
 
  14:20 土浦港京成マリーナ ゲスト案内のため出航。
14:25 14:55 安中沖 展望。復路は一部展望のため徐行運航。
15:10   土浦港京成マリーナ 走航距離6浬
ゲストの方を案内するために出航。土浦港内の水は暗黒色で、何らかの植物プランクト
ンのウォーターブルーム現象が起こっていることが伺えた。土浦沖は灰茶濁で深いな色
を呈していた。
2004年06月24日(木) 2004年後期分、燃料免税券を県税に申請
本日、調査船『がいあU世』の2004年11月までの分の免税券を県税事務所に申請した。
2004年06月23日(水) 船長1名、ゲスト大人3名小人2名
地点名 天候:晴。   風向風速:南東5〜2m。   気温28〜26℃
 
  18:30 土浦港京成マリーナ ゲスト案内のため出航。
18:35 20:30 掛馬沖 展望。復路は一部展望のため徐行運航。
21:00   土浦港京成マリーナ 走航距離6浬
ゲストの方を案内するために出航。日没直後の出航となった。土浦市の夜景が以前から
比べて縮小したように感じられた。
2004年06月14日(月) 船長1名、調査員2名、ゲスト2名
地点名 天候:晴。    風向風速:東0〜7m。    気温18〜20℃
 
09:00 10:10 土浦港京成マリーナ 天候調査後、 定期水質調査のため出航。
10:15 10:30 沖宿−防衛技研 採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。測深。
10:35 10:50 牛渡−大須賀 採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。測深。
10:55 11:15 志戸崎⇔田伏 徐行で測深。
11:20 11:45 高浜入心 採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。測深。
11:55 12:10 三又心 採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。測深。
12:20 12:45 江戸崎入心 採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。測深。
12:55 13:10 麻生−和田沖 採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。測深。
13:20 14:40 潮来港 上陸、食事後あやめ園取材。
15:25 16:30 土浦港京成マリーナ 着船後荷揚作業等。走航距離54浬
今回もイサザアミは甚だしく多く、土浦入り、高浜入の多いところでは一回のプランク
トンネット曳き(200リットル中)に300匹程度と莫大な量を観測した。他水域でも個体
数は、増加傾向で、少ないところでも50匹以上はカウントできる有様で、平均 100匹程
度と見積っても、霞ヶ浦全体では 1,000,000,000,000(10兆匹)にも及ぶ状況である。
何らかの方法で回収が望まれる。水の色は三又沖では緑を帯びてきているが、土浦付近
は相変わらず泥水様であり、手賀−玉造浜と、江戸崎入湾口部、潮来付近は所により強
い赤みを帯びており、スケレトネマ・ポタモスが発生しているような色であった。
2004年06月12日(金) 『がいあU』世がテレビ出演。FBI捜査関連
本日7時からの、行方不明捜索及び難事件解決のため、米国のFBI捜査官が事件解決
のためのダージング等を行う日本テレビの番組に、『がいあU世』が出演した。FBI
超能力捜査官を載せ、霞ヶ浦水上より現場へ向かうもの。先月の5月7日(金)に(株)
京成マリーナのやよい丸とともに撮影したもの。
 

 
2004年06月01日(月) 観測結果到着に付イサザアミ総量を再計算
(社)霞ヶ浦市民協会研究室より届いた5月15日の明らかなデータより、霞ヶ浦全域に生
息するイサザアミの総量を再計算することにした。参考データ http://www13.ocn.ne.
jp/~data/td0405.htm 前月平均200リットル当たり30匹で試算したが、実際には 51.5匹
にも及んでいたことから、200リットル当たり50匹として、1tあたり 250匹、霞ヶ浦全
水量の8億tでは、200,000,000,000(2千億)匹にものぼる事が判明した。驚異的数字
である。これが何らかの理由で全て死滅したら霞ヶ浦は物凄いことになりそうである。
また全て捕獲し、浦内から持ち出すことができれば、水質浄化効果は、計り知れない。
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