『 がいあ 』 ニュースと航海日誌  『 2004年10月 』
2004年10月25日(月) 船長1名、ゲスト6名
地点名 天候:晴時々曇。   風向風速:北3〜5m。  気温16〜19℃
 
09:00 09:30 土浦港京成マリーナ 釣船運航を依頼され出航。
09:40 09:55 常陸川水門通過 通過。
10:05 10:20 銚子港内 海釣
11:10 11:25 銚子沖 クルージング。
11:50 12:05 波崎港 海釣
12:15 12:30 矢田部沿岸 ハゼ釣。
常陸川水門通過 通過。
12:40 14:55 麻生桟橋 食事・休憩・温泉。
15:50 17:00 土浦港京成マリーナ 帰港後片付等。走航距離83浬
前々回の台風で霞ヶ浦の最大水位はY.P.+2.3付近を記録し、前回の台風ではY.P.+1.8程
度の高水位を排水するため常陸川逆水門は開放されており、常陸利根川は2kn(knot)程
度の順流があり、潮来市牛掘りから額水門を航行し、銚子港に至るまでベルトコンベア
ーに乗った状態で安定した高速航行が出来た。調子港内では、シタビラメ、イシモチが
揚がったが、波崎港では当たりなし、波崎矢田部でハゼ釣りを行った。多くは釣れなか
ったが、型のいいハゼが揚がった。帰りは本川河口堰開放のため利根川の順流を遡り、
下常陸利根川(常陸川)では工潮位で、既に逆水門が閉鎖閉鎖のため流れはなく順調に
航行したが、上常陸利根川(北利根川)では、逆水門開放で先に下がった北浦の水位を
補うために外浪逆浦経由で北浦へ回り込む順流があり、速度が落ちた。特に行きの時で
あるが、順流で橋桁の下流側に渦潮が出来ており、大きなものでは5m程度にも及んで
いた。台風による降水で得た水はトータル4億トンにも至る放流で、霞ヶ浦全容積の約
半量が入れ替わったかたちになり、今冬の水質の改善が予想される。しかし、西浦、常
陸利根川、外浪逆浦の全域で水は茶白濁を呈し、流入する水の面源汚濁と、土砂の流入
により、栄養塩が供給されたことも事実であり、水質にどのような変化があるか、今後
のデータに着目したい。
2004年10月24日(日) 『がいあU世』ドライブオイル交換後進水
24日午後、ボルボ純正ドライブオイルを交換し(京成マリーナ)昇降ドックへ移動し再
進水した。その後専用バースへ移動。
航行時間:徐航で2分程度。
2004年10月XX日(×) 『がいあU世』台風による避難各履歴
14日午後:昇降ドックへ移動。15日午前:マリーナ北桟橋へ移動。20日午後:再度昇降
ドックへ移動し再陸揚。
航行時間:徐航で10分程度。
2004年10月14日(木) 船長1名、調査員2名、ゲスト3名
地点名 天候:曇。     風向風速:北東4〜8m。    気温17〜19℃
 
09:00 09:30 土浦港京成マリーナ 定期水質調査のため出航。
09:40 09:55 沖宿−防衛技研 採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。
10:05 10:20 牛渡−大須賀 採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取
11:10 11:25 高浜入心 採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取
11:50 12:05 三又心 採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取
12:15 12:30 江戸崎入心 採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取
12:40 14:55 麻生桟橋 食事・休憩。
15:00 15:15 麻生・和田沖 採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取
15:50 17:00 土浦港京成マリーナ 帰港後食事片付等。走航距離43浬
(株)京成マリーナの坪田船長が休暇で乗船してくれたため、操船を依頼し、がいあ船長
はゆっくりとした調査になった。沖宿沖を除いて全体的に水の色は緑身を帯びていたが
三又心と麻生−和田沖は赤みを帯びていた、谷比較してスケレトネマ・ポタモスが発生
しているような感じであった。透明度は江戸崎入心が1mを超えている以外は、70〜90
cm程度であった。
2004年10月XX日(×) 『がいあU世』台風による避難各履歴
10日午後:マリーナ北桟橋より土浦港に移動。12日午後:土浦港よりマリーナドックに
移動し陸揚げ。14日午前:再進水。
航行時間:徐航で10分程度。
2004年10月02日(土) 船長1名、ゲスト11名
地点名 天候:晴。    風向風速:南西4〜1m。    気温27〜22℃
 
16:10 土浦港京成マリーナ 定期水質調査のため出航。
16:30 17:00 安中沖 観光。
17:20 17:20 桜川河口 観光。
17:50 21:00 土浦橋上流 花火見物。
21:35 21:36 土浦港 1名駅前で下船。
21:40 22:00 土浦港京成マリーナ 帰港後片付等。走航距離35浬
関係者の会社より、花火見学の船を出してほしいとの依頼があり、出航。先に安中沖ま
クルージングし、後に桜川に上った。銚子、麻生方面等からの大型漁船や大型遊漁船等
も沖合いに停泊しており、海の銀座状態だった。土浦の花火は全国一と言われるもので
今回は NHKで1時間15分に亙って生中継したほどである。例年にも増して素晴らしかっ
た。風も弱く寒くない好条件下で行われた。
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