『 がいあ 』 ニュースと航海日誌  『 2006年1月 』
2005年1月28日(土) 本日『がいあU世』オイル10g交換
本日、調査船『がいあU世』のボルボ純正エンジンオイル100g交換。を交換した。毎年
春、夏、冬に目安に年2〜3回のオイル交換を行っているが、日誌に記入漏れが多く、
現在、記入しなかった分の交換日付は既に不明。
2005年1月12日(木) 船長1名、調査員3名、ゲスト1名
地点名 天候  晴。  風向風速:北西0〜9m。  気温6〜8℃
 
09:30 10:10 土浦港京成マリーナ 定期水質調査のため出航。
10:34 10:50 桜川JR橋下流 砕氷徐航運航。透明度計測。
11:10 11:25 沖宿−防衛技研 採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。
11:35 11:40 牛渡−大須賀 採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。
11:50 11:50 玉造浜桟橋 瞬間寄港。調査員1名一時下船。
11:55 12:05 高浜入心入 採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取
12:10 12:10 玉造浜桟橋 瞬間寄港調査員1名乗船。
12:20 12:35 心三又心 採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取
12:40 12:50 江戸崎入 採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。
13:05 16:00 麻生桟橋 上陸、食事、休憩。
16:05 16:17 麻生・和田沖 採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。
16:42 17:00 土浦港京成マリーナ 帰港後食事、片付等。走航距離46浬
例年に比較し非常に低温が続いているのは12月から。掛馬沖の12月の平均気温はここ3
年で半減、半減を繰り返し、2005年、この12月は例年の1月、あるいは北海道の松前町
付近に匹敵する低い平均気温となった。最近の動向は2003年12月:14.5℃、2004年12月
:8.2℃、2005年12月:4.9℃と3年続いて約半分また半分になっていることが伺える。今
週の日曜日、稲敷市の新古渡橋を渡ったとき、川面が全凍していることに驚いたが、今
回の調査では土浦市の桜川が囲うから100m程度上からほぼ全凍していることに驚いた。
がいあU世は砕氷船のように5〜10mmの氷を砕きながら河口から約 1.5kmのJR鉄橋手前
付近まで遡上した。約 1.5knの徐航であったが、砕氷する音がガリガリと凄まじかった
途中釣氏が何らか手でサインを出しており、機関を停止して聞いてみると、氷で釣がで
きないので船で砕いてくれとのことで、付近の岸辺に接近し砕氷した。桜川の氷の下は
エメラルド色を呈し、透明度を測定したところ2.3mの川底に透明度盤が着床しても未だ
視認できたため、2.5m以上にのぼることが推測された。西浦に戻る途中、砕氷した氷が
再び凍結し、鱗状の模様を呈していた。西浦は以前透明度は低く、土浦入では白濁、高
浜入では赤茶色の赤潮色だった。ヒメマル珪藻による赤潮らしい。いずれも透明度が1
mを超えるポイントはなかった。午前の調査では沖は無風で、鏡のような水面が広がり
多少霞んでいたものの稲敷市浮島の台地が水面に映り込み逆さ浮島が見られた。麻生桟
橋を出航し、麻生・和田沖St.調査中、南東の南よりの風が東からやってきた。St.を出航
後、風の先端部を三又沖の江戸崎入入口沖付近で追い越し、しばらく無風の浦を航行し
たが、大山沖からは北西のやや強い季節風を受け、向波を受け土浦港へ向かった。本日
出向前、調査員の健康をかんがみ、キャビン内にガス暖房を設置した。
 

砕氷しながら航行。航走波のうねりで氷が割れる。
 
     氷の暑さは5mm〜1cm          氷の下の透明度は高く水の色は緑色
2006年1月1日(日) 2006年(平成18年) 元旦
新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。2006年元旦
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