『 がいあ 』 ニュースと航海日誌  『 2006年4月 』
2006年4月26日(水) 『がいあU世』 燃料200g給油
本日、調査船『がいあU世』に軽油200リットル(県税事務所許可油)を給油した。
2006年4月22日(日) 船長1名、ゲスト1名
地点名 天候:曇。  風向風速:東3〜5m。  気温14〜15℃
 
09:30 10:00 土浦港京成マリーナ 定期水質調査のため出航。
10:25 10:40 沖宿沖 採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。
10:50 11:05 旧予科練沖 採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。
17:03 17:30 土浦港京成マリーナ 帰港後食事、片付等。走航距離45浬
友人来浦のため出航。沖宿沖より筑波山展望。旧予科練沖から旧海軍航空隊跡地を見学
した。
2006年4月13日(木) 船長1名、調査員2名、関係者1名、ゲスト1名
地点名 天候曇一時雨。 風向風速:東2〜6m。 気温12〜14℃
 
09:30 10:00 土浦港京成マリーナ 定期水質調査のため出航。
10:25 10:40 沖宿−防衛技研 採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。
10:50 11:05 牛渡−大須賀 採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。
11:25 11:40 高浜入心 採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取
11:55 12:10 三又心 採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。
12:20 12:30 江戸崎入心 採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。
12:45 12:45 和田入 関係者による撮影。
12:55 13:05 麻生・和田沖 採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取
13:10 16:19 麻生桟橋 上陸、食事、休憩。
17:03 17:30 土浦港京成マリーナ 帰港後食事、片付等。走航距離45浬
出航前は静穏だったが、水上は濃霧に覆われ視界は1海里程度しかなく、見張りを厳重
にしながら減速航行で出航した。以前まで茶濁だった水はいくらか淡緑を帯びてきた状
態になってきたが、透明度は相変わらず低く、60cm程度のところが多かった。沖宿−防
衛技研沖では久々にイサザアミの幼生が採取できた。各入江部には大粒のプランクトン
が大量に見られたが、三又心は非常にプランクトンが少なかった。ここのところ例年に
ない台風波に発達する強烈な低気圧のせいで発生する風で、入江内に流されてしまい三
又沖付近が低密度になっているのだろうか?前回の長軸方向調査では、調査予定日ごと
に雨や暴風に見舞われ何度も欠航を余儀なくされたが、今回は濃霧を除いては順調な航
海になった。湖心から南と高浜入内は比較的視界がよかった。今回の濃霧の影響で千葉
県館山市沖で、フィリピン船籍の貨物船と日本の貨物船「津軽丸」が衝突し、フィリピ
ンの6000トン級貨物船は沈没した。
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