『 がいあ 』 ニュースと航海日誌 『 2007年11月 』 |
|
|
2007年11月25日(日) |
船長1名、関係者1名、ゲスト1名、他船4隻計12名 |
着 |
発 |
地点名 |
天候晴。 風向風速:南東2〜5m。 気温13〜18℃ |
|
09:30 |
09:45 |
潮来港桟橋西 |
霞ヶ浦航路、寄港地探索のため出航。ラクスマリーナ企画。 |
10:00 |
10:30 |
艇庫前 |
カッター多く徐航。 |
11:15 |
11:25 |
鉾田市梶山 |
1名ゲスト乗船、沖から川島醤油工場展望。 |
11:35 |
11:45 |
巴川河口 |
透明度盤着底全透3m以上と思われる。 |
11:50 |
12:00 |
安塚 |
安塚公園付近沖探索。流木に当たる。 |
12:05 |
12:10 |
金上 |
聖なる入江見学。 |
12:15 |
12:30 |
山田湾 |
山田湾内航行見学。 |
12:40 |
12:45 |
潮来マリーナ |
潮来マリーナを沿岸から見学。 |
12:50 |
12:55 |
大船津 |
鹿島神宮大鳥居を見物。 |
13:10 |
14:30 |
潮来港 |
上陸、休憩、昼食。ゲスト下船。 |
15:30 |
16:30 |
土浦港ラクスマリーナ |
帰港後食事、片付等。走航距離73浬。 |
北浦奥部までの航路案内。『がいあU世』他2隻は北浦へ。1隻は朝のうち土浦へ帰港
し1隻は昨日に引き続き銚子沖へ向けて出航した。潮来港出航後、JR潮来橋梁、東関東
自動車道と側道、外浪逆浦を経由し、鰐川大橋、神宮橋、新神宮橋、JR神宮橋梁、鹿行
大橋と新築工事中の鹿行大橋を経由して鉾田市梶山へ。潮来港沖は水が澄んでおり、透
明度は1.3m。北浦の鉾田市梶山までは以前のようなビリジアン色ではなく西浦同様の色
合いでがっかりした。ここで『小説茨城』のオーナー川島氏をゲスト乗船させ巴川河口
へ。水は緑味を帯び非常に綺麗に感じられた。透明度は1.6mは全透で透明度盤ははっき
り見えた。透明度は3m以上ある感じである。安塚公園は船の接岸には適さない環境。
北浦の各舟溜、漁港は全て柵でガードされたとえ船舶が入稿しても上陸は出来ない。い
よいよ北浦の聖なる入江”金上”。ここには数十隻の小型釣船(貸しボート)が係留さ
れ、まさに釣り人たちの聖なる入江である。対岸の梶山には旧大洋村の名家『川島醤油
』工場の巨大木造社屋(江戸時代に建設されたらしい)と煙突が。川島醤油は鮮やかな
色彩と芳醇な香り、そして決して塩辛くない見事な味わいでがいあ船長も非常にお気に
入りである。生醤油のためあまり日持ちしないので、手に入った場合、一升瓶から数本
のペットボトルに小分けし冷蔵保存して使用する。本当に美味い醤油だが、跡継ぎがい
ないということで2年後を目途に生産は中止されるとのことである。非常に残念だ。鹿
行大橋を通過した 0.3海里後、右に大きく迂回し山田湾奥を展望する。ここには風車井
戸があり、沿岸は環境改善のための植生を人工的に造り出してある。ひときわ目立つ建
物は橋本旅館。天然温泉つるるんの湯があり、館内にはオーナーの世界の名品、美術品
コレクションの展ルームもある。高さ14m、ヨットも通過できる北浦大橋を潜り潮来マ
リーナへ。村山社長の著作本は常陽新聞社からから発行されている。ここのはラクスマ
リーナ(旧水郷汽船)時代の戦後の定期船『やよい丸』が陸上に保管され、現所有者で
ある福田氏の趣味の宴会場等として利用されている。爪木鼻。北側には赤い鹿嶋取水塔
が2本並ぶ。水原洲吠崎(みずがらすぼえざき)突端の南側は白鳥の里。JR神宮橋梁、
新神宮橋、低く橋脚幅が狭くしかも岩のような暗基礎が隠れる危険極まりない不快な神
宮橋を南下すると左手(土浦から来た場合右)には朱塗りの鹿島神宮の大鳥居が望める
かつてこれは水上にあった。鹿島、香取、息栖の神宮、神社は東国三社と呼ばれ昔から
多くの参拝客が訪れた。かつては船で各社を巡るため全て大鳥居は港の水上に建立され
た。外浪逆浦(そとなさかうら)を経由して潮来港へ。最近外浪逆浦東京の釣り人から
”となみさかうら”又は”となみぎゃくうら”と発音されるようになってきた。霞ヶ浦
沿岸の地名も地図上に間違えが目立つ。『志戸崎』は最近志度崎”と書かれている地図
が多い。絶対人口が多いほうが優先される傾向が強く滋賀県米原(まいばら)市、旧米
原(まいはら)町のようにそのうち誤字、誤発音が正当化されてしまう可能性もある。
東関東自動車道、JRの橋を潜り潮来港着船。江戸時代大いに賑わった面影は今の潮来に
は殆どない。川島さんが下船され、昼食を食べた後帰路の途へ。低い潮来大橋と側道、
北利根橋を抜けると広い西浦水面へ。きらきらと日光が反射し、皺のよったような水面
が漠然と広がる三又沖を航行し、水域が狭くなると正面に土浦のビル群が見えてくる。
本日まだ日が高いうちに土浦港ラクスマリーナへ帰港した。 |
|
|
2007年11月24日(土) |
船長1名・関係者1名他船4隻計14名 |
着 |
発 |
地点名 |
天候晴。 風向風速:北東2〜5m。 気温15〜20℃ |
|
14:30 |
14:45 |
土浦港ラクスマリーナ |
霞ヶ浦航路、寄港地探索のため出航。ラクスマリーナ企画。 |
15:30 |
16:30 |
潮来港桟橋西 |
潮来泊。走航距離は翌日トータル記入。 |
(株)ラクスマリーナ企画、KAZI社取材の『霞ヶ浦航路、寄港地探索』のため出航。午前
船団4隻、午後から調査船『がいあU世』も参加し出航。4席の船団は銚子沖を回り、
潮来泊。
|
|
|
2007年11月23日(金) |
『 がいあU世 』 燃料 160g給油 |
本日、調査船『がいあU世』に軽油160リットル(県税事務所許可油)を給油した。
|
|
|
2007年11月15日(木) |
船長・船員2名、調査員2名 |
着 |
発 |
地点名 |
天候晴。 風向風速:北東2〜5m。 気温15〜20℃ |
|
09:30 |
09:45 |
土浦港ラクスマリーナ |
定期水質調査のため出航。 |
09:55 |
10:05 |
沖宿−防衛技研 |
採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。 |
10:15 |
10:25 |
牛渡−大須賀 |
採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。 |
10:40 |
10:50 |
高浜入心 |
採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。 |
11:05 |
11:15 |
江戸崎入心 |
採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。 |
11:20 |
11:30 |
三又心 |
採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。 |
11:40 |
11:50 |
麻生・和田沖 |
採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。 |
11:55 |
15:20 |
麻生桟橋 |
上陸、休憩、昼食。 |
16:00 |
16:30 |
土浦港ラクスマリーナ |
帰港後食事、片付等。走航距離45浬 |
11月の調査にしては非常に暖かく穏やかな調査になった。透明度は最大でも1m程度。
多くのところで緑味を帯びていた。プランクトンは非常に大粒だった。イサザアミはこ
このところ捕獲されていない。
|
|
|
|