『 がいあ 』 ニュースと航海日誌 『 2008年9月 』 |
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2008年9月24日(水) |
免許・船検不要モーターボート試乗会 |
本日ラクスマリーナで 120年の歴史を持つ(株)スナガ(砂賀造船所)が開発した船検、免
許不要のモーターボートの試乗会が行われた。試乗艇は長さ約3m、2PS(馬力) 1.5kw
エンジンを備え、ハンドル、リモコンスロットル、屋根が標準装着されている。艇体は
FRP 製のカタマラン(双胴)艇で3名定員。中々本格的。がいあ船長も試乗した。速力も
出力の割りに快適で波切も良かった。非常に楽しい。燃費は1リットルの混合ガソリン
で航続時間は1時間。燃料を除く維持費がかからないというもので、しかも免許不要の
ため手軽に楽しめるボートである。トレーラーで牽引可。スナガボートのページはコチ
ラから。http://www.sunaga-boat.co.jp/ このボートは免許不要で気軽に楽しめ波浪に
も強い構造になっておりますが、自然の中を走るため、安全に対する心がけが必要にな
ります。必ずライフジャケットを装着し、波浪が強いときのクルージングは避けて下さ
い。出航前は天気予報を必ず確認し、天候が怪しくなったら即座に安全な舟溜や港湾に
避難する等、安全を最優先した無理のないクルージングを楽しみましょう。
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写真左、右とも免許不要モーターボート。(株)スナガ様サイトより切り抜き転載。 |
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2008年9月23日(日) |
船長1名、関係者1名 |
着 |
発 |
地点名 |
天候晴時々曇。風向風速:南西5〜1m。気温24〜27℃ |
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11:25 |
11:35 |
土浦港 |
マリーナオーナーズが来浦され出航。 |
11:50 |
12:10 |
沖宿沖 |
停泊。 |
12:10 |
12:10 |
大山沿岸 |
遊泳等。 |
12:20 |
12:50 |
神栖一本松(賀) |
折り返し。 |
17:30 |
17:40 |
土浦港 |
帰港後食事、片付等。走航距離47浬 |
マリーナパワーボートオーナーの野々村さんが来浦され出航。比較的南西よりの風が強
かった。風上になる大山で錨泊、遊泳後、常陸利根川(北利根川・外浪逆浦・常陸川)へ。
神栖市賀南部の一本松で折り返し土浦へ向かった。秋の上空の風が強い時や、天候が悪
する前によく見られる鱗雲が見られた。美浦沖からは夕暮れ時期を向かえ非常に綺麗な
夕日が見られた。水の色は相変わらず緑味を帯びており綺麗に見えた。大山付近は比較
的透明度が高いようだったが、それ以上に現在土浦港付近の透明度が高い。ラクスマリ
ーナではスロープの水底が見える他、係留船舶の白やシルバーのプロペラがはっきり見
える状態である。徐々に風は収まり更に風上に向かうため浦上の波は夕凪になり夕映え
が綺麗だった。夕焼けに染まる土浦のビル群を見ながら入港した。 |
左:麻生沖の鱗雲。右稲敷浮島沖を航行中。
左:大須賀津沖。右夕凪の土浦沖。 |
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2006年9月19日(金) |
船長・船員2名、調査員1名 |
着 |
発 |
地点名 |
天候雨時々曇。風向風速:南後北東0〜4m。気温24〜25℃ |
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09:10 |
09:30 |
潮来ホテル桟橋 |
長軸方向調査2日目のため出航。 |
09:45 |
09:55 |
息栖大橋 |
桁下高センサー測定 |
10:10 |
10:15
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逆水門上 |
採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。 |
10:20 |
10:35 |
常陸川水門 |
通航。 |
10:40 |
10:50 |
逆水門下 |
採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。 |
11:05 |
11:10 |
かもめ大橋 |
桁下高センサー測定。 |
11:25 |
11:30 |
旧銚子大橋 |
桁下高センサー測定。 |
11:30 |
11:35 |
新銚子大橋 |
桁下高センサー測定。 |
11:45 |
12:05 |
銚子港 |
軽油100リットル(県税事務所許可油)給油。 |
12:15 |
12:20 |
銚子沖 |
透明度。 |
12:30 |
12:40 |
波崎河口 |
採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。 |
13:10 |
13:20 |
逆水門 |
通航。 |
13:50 |
15:00 |
潮来港 |
上陸、休憩、昼食。 |
15:05 |
15:10 |
潮来大橋 |
桁下高センサー測定(側道)。 |
15:20 |
15:25 |
北利根橋 |
桁下高センサー測定。 |
15:45 |
15:55 |
江戸崎入心 |
採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。 |
16:25 |
18:00 |
土浦港ラクスマリーナ |
荷物降ろし、乗員2名下船。 |
18:05 |
18:30 |
土浦港 |
寄港後片付け等。走航距離132浬 |
定期+長軸方向調査2日目のため出航。潮来ホテル桟橋から各橋脚の高さなどを計測し
ながら銚子方面へ向かった。逆水門下は本川河口堰が開放されており、引きに向かう潮
時であったため流れに乗って巡航より2kn(ノット)以上速く航行でき燃料節約で銚子へ
向えた。本日、調査船『がいあU世』に銚子港常世田石油にて軽油100リットル(県
税事務所許可油)を給油した。銚子付近は利根本川の淡水の影響で比較的濁っており、
波崎河口ポイントでさえ電気伝導度が淡水用測定器で測定出来る範囲で非常に低く、透
明度も高くなかった。銚子沖は台風13号が接近しているにもかかわらず、緩やかなうね
りのみで穏やかだった。沖合いも本川の影響を受けているようで通常のエメラルドブル
ーの海水色は見られず、茶濁していた。各種計測・測定等を行いながら潮来へ。上陸し
食事後桁下を計りながら最終調査ポイント江戸崎入心Aステーションへ。132海里を航行
し土浦へ帰港した。
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常陸川水門通航中
左・右とも常陸川水門に付帯建造中の魚道。
左:銚子大橋と現在建造中のハープ橋、新しい銚子大橋。右:雨の中母港へ帰港。
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2008年9月18日(木) |
船長・船員2名、調査員1名 |
着 |
発 |
地点名 |
天候雨時々曇。風向風速:南東4〜0m。気温23〜24℃ |
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09:20 |
09:25 |
土浦港 |
定期水質調査+長軸方向調査のため出航。 |
09:30 |
09:50 |
土浦港ラクスマリーナ |
荷物積込み、乗員4名乗船。 |
10:00 |
10:10 |
沖宿−防衛技研 |
調査説明、採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。 |
10:20 |
10:30 |
牛渡−大須賀 |
採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。 |
10:50 |
11:00 |
高浜入心 |
採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。 |
11:15 |
11:20 |
三又心 |
採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。 |
11:30 |
11:40 |
麻生・和田沖 |
採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。 |
11:45 |
12:40 |
麻生港 |
上陸、休憩、昼食。 |
13:10 |
13:15 |
横利根橋 |
桁下高センサー測定。 |
13:35 |
13:50 |
横利根閘門 |
通航。 |
13:55 |
14:00 |
利根合流点 |
測深。 |
14:10 |
14:20 |
佐原港沖 |
採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。 |
14:30 |
14:45 |
小見川閘門 |
通航。 |
14:50 |
15:00 |
息栖眞崎 |
採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。 |
15:10 |
15:15 |
旧神宮橋 |
桁下高センサー測定。 |
15:15 |
15:20 |
新神宮橋 |
桁下高センサー測定。 |
15:20 |
15:25 |
JR神宮橋 |
桁下高センサー測定。 |
15:40 |
15:50 |
北浦南心 |
採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。 |
16:00 |
16:10 |
鰐川大橋 |
桁下高センサー測定。 |
16:15 |
16:25 |
浪逆浦心 |
採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。 |
16:30 |
16:35 |
東関道潮来大橋 |
桁下高センサー測定(側道)。 |
16:40 |
16:45 |
JR潮来大橋 |
桁下高センサー測定。 |
16:50 |
17:00 |
潮来港沖 |
採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。 |
17:05 |
17:15 |
潮来ホテル桟橋港 |
帰港後食事、片付等。走航距離は明日分に記載。 |
株式会社プロパスト様からの定期調査費用(燃料費・試薬代及び調査補助員)援助によ
る水質調査第二段になるが、今まで7年半記録をとり続けている長軸方向調査は予算に
含まれてないため、東関東アクアラインの自費にて行うことにした。定期と長軸約 300
km、以前3日間かけて行っていた調査を、燃料等経費節約のため、2日間で行うことに
した。途中、定期航路復活に向けた調査の一部として橋脚桁下の水面高をデジタル距離
センサー測る作業に加え、横利根運河、利根本川合流点の泥に埋まった水域の測深もコ
ースに入れ、非常に忙しい調査となった。出航時雨が降っていたが、途中は曇りの水域
が多かったが、突然の雨にもしばしば見舞われた。台風13号の影響である。水の色はお
おむね緑味を帯びており綺麗に感じられたが透明度は高くなかった。また水質ではない
が橋は低く掛けられ大型定期船がくぐれる程の高さはなさそうだった。桁下高について
は霞ヶ浦データに追加する予定。今回は潮来ホテルそよかぜ号桟橋東に横付けして潮来
ホテル泊になった。 |
雨に曇る西浦 |
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2008年9月17日(水) |
『 がいあU世 』燃料150g給油 |
本日、調査船『がいあU世』に軽油150リットル(県税事務所許可油)を給油した。
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2008年9月7日(日) |
船長1名、関係者1名 |
着 |
発 |
地点名 |
天候晴後小雨。風向風速:北東4〜7m。気温25〜27℃ |
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10:00 |
10:05 |
土浦港 |
マリーナオーナーズが来浦され出航。 |
10:10 |
11:00 |
土浦港ラクスマリーナ |
ボルボペンタプロペラ2枚交換。 |
11:10 |
11:15 |
土浦港ラクスマリーナ |
調査説明、採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。 |
11:35 |
12:00 |
大山沿岸 |
遊泳等。 |
12:20 |
12:50 |
古渡 |
接岸場所調査後接岸。休憩、買い物等。 |
13:20 |
16:40 |
天王崎公園南 |
上陸、休憩、昼食。 |
17:13 |
17:25 |
土浦港ラクスマリーナ |
下船。 |
17:30 |
17:40 |
土浦港 |
帰港後食事、片付等。走航距離46浬 |
速度性能アップ燃費向上のため現在のプロペラ”B4”2枚を取り外し、新規購入した
ボルボペンタ純正ディオプロップ”B3”2枚を取り付けた。ピッチが軽いため加速性
能がアップするほか、今まで最高回転が 3200rpm程度であったものが最高出力回転であ
る3900rpm を若干越える域まで回転数を伸ばすことが出来た。現在までの巡航回転数26
50rpm では21kn(ノット)であったが、同回転では19.4kn(ノット)に落ちたものの、スロ
ットル開度は以前より大分少ない状態であった。更に現巡航速力21kn(ノット)を維持す
るための回転数 2725rpm程度のアップで済み、その時点でもスロットル開度は以前より
少ない、つまり等速での燃料噴射量が明らかに減少したことが伺える。また、以前流木
等に接触したため発生していた回転振動『ブレ』が全くないため、非常に静かで快適な
航海が可能になった。
マリーナパワーボートオーナーの野々村さんが来浦されプロペラ交換もお手伝いいただ
いた。先に大山沿岸で錨泊。その後古渡地区の橋梁工事完成後、着船出来る場所がなく
なったとのことだったので、新古渡橋手前の水門のフェンスを利用できる旨をお話しし
現地踏査に向かった。実際上陸しコンビニで飲料、食料調達。出航後天王崎に向かった
天王崎公園南側に接岸。行方市営麻生温泉白帆の湯で食事等。今回の水は各地でビリジ
アン味を呈し綺麗に感じた。プロペラ交換後の航行は非常に快適で、振動の軽減、加速
の向上が感じられた。土浦に到着後、燃料計で、燃料の減り具合が走航距離の割りに少
ないことも確認できた。 |
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