『 がいあ 』 ニュースと航海日誌  『 2008年10月 』
2008年10月23日(木) 船長・船員2名、ゲスト5名
地点名 天候曇後雨。 風向風速:北東9〜4m。 気温21〜24℃
 
09:35 09:45 土浦港 永嶋様の依頼により利根本川のはぜ釣りに出航。
09:48 09:49 土浦港ラクスマリーナ 通過。
10:48 11:15 潮来港 休憩、買い物。
11:45 11:55 常陸川大閘門 通航。
12:00 12:50 宝山沖 はぜ釣り。
13:00 14:10 東太田沖 はぜ釣り、船内食。
14:20 14:35 常陸川大閘門 通航。
15:05 16:00 潮来国交省桟橋 休憩、買い物。
16:30 19:00 天王崎公園南 上陸、休憩、昼食。
21:10 21:10 根山沖付近 無灯火(密漁)船衝突回避。
21:15 21:20 房中沖付近 無灯火(密漁)船発見、急停止衝突回避。
21:55 21:55 土浦港ラクスマリーナ 通過。
22:00 22:20 土浦港 帰港後片付等。走航距離65浬
永嶋様ご家族及び鷹部氏からの依頼により、利根本川河口域でのはぜ釣りのため出航。
出航時は曇り時々晴れの天候で北東の弱い風が吹いていた。前日購入した以外に、潮来
港に帰港し釣餌の買い増し。逆水門通過後間もなく釣りを始めるが、成果なし。この頃
になると東よりの強風が吹いており底荒状態。東太田に移動するが成果は非常に悪かっ
た。途中鷹部氏が落水し大騒ぎになった。帰りは落ちた鷹部氏の着替えを購入するため
霞ヶ浦河川事務所の桟橋に着船した。北東風だったため天王崎公園南に横付し、温泉、
食事等をした後、雨の中を出航。非常に見通しが悪いため、サンルーフから頭を出し、
赤外線スコープで進路を見ながら航行した。霞ヶ浦市沖合いで視界非常に不良の中、密
漁船と思われる無灯火船を右に確認。通過できそうなため進路を保持した。その後、牛
渡房中付近で直前を横切ろうとする無灯火の船影暗視スコープ上にはっきり現われ急停
止、逆噴して衝突を避けた。暗視スコープ上には前期の2船以外に更に2隻の船影が見
えた。非常に危険であった。雨の闇夜、無灯火など自殺行為である。霞ヶ浦の殆どの船
は赤外線スコープなど携行しているハズなどなく、今回使用したことにより事故が避け
られたわけであるが、無灯火の密漁船は最も危険な犯罪である。しかも遠慮もなく見え
ないまま前方を堂々と横切るのだから正常ではない。相手が無灯火とはいえ右から来れ
こちらが避行船となり進路を譲らなければならないわけで、見えなければ衝突事故が発
生することは当たり前である。もし無灯火の密漁船からはこちらの灯火が明らかに確認
できるわけだからわざと事故を起こしたくないのなら、あちらが退避すべきである。今
回はハプニングが多い航海であった。
2008年10月16日(木) 船長・船員2名、調査員1名
地点名 天候晴。  風向風速:北東2〜5m。  気温20〜23℃
 
09:20 09:35 土浦港 (株)プロパスト主催、定期水質調査のため出航。
09:40 09:45 土浦港ラクスマリーナ 荷物積込み、乗員2名乗船。
10:05 10:15 沖宿−防衛技研 調査説明、採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。
10:25 10:35 牛渡−大須賀 採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。
11:00 11:10 高浜入心 採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。
11:20 11:25 安中沖心 異音を感じ点検。予備燃料タンクの蓋が原因。
11:30 11:40 江戸崎入心 採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取
11:50 12:00 三又心 採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。
12:10 12:20 麻生・和田沖 採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。
12:30 16:30 天王崎公園南 上陸、休憩、昼食。
17:05 17:15 土浦港ラクスマリーナ 荷物降ろし、乗員2名下船。
17:20 17:40 土浦港 帰港後食事、片付等。走航距離47浬
空気の透明感は高く、土浦市内からも筑波山が良く見えた。株式会社プロパスト主催定
期水質調査のため出航。北東風がそよそよと吹いており湿度は低く秋の雰囲気になった
正午頃からはキャビン内は暑くなってきた。水の色は土浦入の掛馬−防衛技研沖の茶白
濁を除いて各地緑味を帯びていた。牛渡沖−大須賀津沖の1.25mを除いて透明度はおお
むね90cm〜1m程度と見た目よりは高くなかった。浮島小袖ヶ浜〜水の家沿岸では、何
らかの工事が行われていた。帰港頃の夕日が美しかった。
2008年10月15日(水) 『 がいあU世 』燃料150g給油
本日、調査船『がいあU世』に軽油150リットル(県税事務所許可油)を給油した。
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