『 がいあ 』 ニュースと航海日誌  『 2009年11月 』
2009年11月26日(木) 船長・船員2、会員4名
地点名 天候晴時々曇。  風向風速:南8m。  気温22〜25℃
 
13:00 13:10 土浦港 友人来浦のため出港。
13:20 13:30 土浦港ラクスマリーナ 上陸、休憩。
14:10 15:40 天王崎古宿舟溜 温泉&食事、休憩等。途中日が暮れ減速。
16:20 16:25 土浦港ラクスマリーナ 通過。
16:30 16:40 土浦港 航行距離浬28浬。
水質調査研究会会員等案内のため出港。マリーナ関係者も同乗し麻生温泉へ向かった。
天王崎公園の養浜のため工事も進行していた。
2009年11月22日(日) 故郷への細い糸『ありあけ』横転事故
高速道路の週末1000円によるフェリーへの影響は多い。それ以前からフェリー会社の航
路撤退、倒産が相次ぎここ数年で国内航路は半減している。
今回のありあけの事故は東京と故郷を結ぶただ1本の細い糸がプツリと切れてしまった
ようなもので、熊野灘に横たわるありあけの姿を見るなり悲しみがこみ上げてきた。
熊野駅周辺から見ると約8km南方沖に島があるように見える。
実際筆者も今までに幾度となく利用した船で沢山の想い出がある。
それで11月22日、ありあけにさよならを言いに行ってきた。
このありあけの事故によりマルエーフェリーでは、東京―那覇間の旅客輸送は廃止も含
め検討しているという。                      文:尚 翔上
 
2009年11月22日 熊野灘に横たわるありあけ
雨で霞む熊野灘とありあけ 東京有明10号埠頭-志布志-名瀬-那覇安謝港を結んでいた。
ありあけのブリッジ付近を中心に。先代ありあけはフィリピンの海底に眠る。
横たわるありあけの船首部。パルパスバウとスタビライザーが見える。
左舷側タビライザーは前下がり固定で左舷を下げて航行してきたようだ。
ありあけの船底。
2009年11月19日(木) 船長・船員2、調査員1、会員2名
地点名 天候曇時々雨 風向風速:南西3m。 気温20〜23℃
 
09:40 09:50 土浦港 水質調査研究会定期水質調査のため出航。
10:00 10:10 土浦港ラクスマリーナ 荷物積込み、乗員4名乗船。
10:20 10:30 沖宿−防衛技研 採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。
10:40 10:50 牛渡−大須賀 採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。
11:05 11:15 高浜入心 採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。
11:25 11:35 三又心 採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取
11:40 11:50 江戸崎入心 採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。
12:00 12:10 麻生・和田沖 採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取。
12:15 13:15 麻生港防波堤 食事、休憩。
13:20 15:45 古宿舟溜防波堤 休憩。
16:20 16:25 土浦港ラクスマリーナ 荷物降ろし、乗員4名下船。
16:35 16:45 土浦港 片付等。走航距離45浬
定期水質調査のため出航。今回は天王崎―和田岬間を除く殆どの場所で白濁しており、
高浜入は比較的ましだったものの、土浦入、三又心の白濁は酷く感じられた。三又心付
近も酷く白濁している事から台風の雨の影響とは考え難かった。基本的に桜川のような
大きな水量を持つ河川は三又沖には時下に流入しておらず、どの陸岸からの距離も最も
遠い水域での白濁は河川由来とは考え難い。基本的に三又心に至る以前に沈殿してしま
うからである。緑色系の植物プランクトンが秋になり減少してきたことから緑味は天王
崎沖を除いてあまりなく、白濁の原因となる色を持つプランクトンが大量発生したから
ではないかと思われる。今回の透明度は各地とも著しく低かった。
2009年11月1日(日) 船長1名・関係者1名
地点名 天候晴時々曇。  風向風速:南8m。  気温22〜25℃
 
10:30 10:40 土浦港 友人来浦のため出港。
10:50 11:30 土浦港ラクスマリーナ 上陸、休憩。
12:20 16:10 天王崎古宿舟溜 温泉&食事、休憩等。途中日が暮れ減速。
17:10 17:10 土浦港ラクスマリーナ 通過。
17:20 17:30 土浦港 航行距離浬28浬。
関係者来浦のため霞ヶ浦観光と天王崎の温泉に向けて出港。水は全体的に泊濁している
ように思えた。天王崎付近は比較的綺麗な感じであった。
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