『 がいあ 』 ニュースと航海日誌  『 2016年2月 』
 
2016年 2月29日(月) 船長・船員2名、調査員1名、会員1名
発地点名 天候:曇。  風向風速:南西2m。  気温7~11℃
 
09:50 10:00 潮来港 いばらきコープ様助成、定期水質調査のため出航。
10:05 10:20 潮来港沖 採水、透明度、プランクトン採取。麻生へは燃費節約で徐行。
11:30 13:00 麻生桟橋 上陸。昼食等。
13:40 14:00 江戸崎入心 採水、透明度、プランクトン採取。
14:30 14:45 土浦港ラクスマリーナ 2名下船
14:50 15:10 土浦港 帰港後、片付等。走航距離124浬。
本日は強風の予報。朝はとにかく穏やかであった。潮来港沖の調査後、麻生港防波堤に横付けし、上陸後食事。ほぼ無風で霧が出ていた。麻生出航後江戸崎入心へ。江戸崎入から土浦へ向かう間、無風。殆どホワイトアウト状態で低視界のため、航海計器に頼り帰港した。
朝の潮来 潮来駅付近
国交省霞ヶ浦河川事務所本部 潮来前川
ホワイトアウト(グレーアウト)した三又沖!! 視界効かず計器で航行。予報に反し無風静穏。
2016年 2月28日(日) 船長・船員2名、調査員1名、会員1名、夕方関係者3名
発地点名 天候:曇時々晴。  風向風速:北東 8m。  気温8~11℃
 
09:20 09:30 土浦港 いばらきコープ様助成、定期水質調査のため出航。
09:35 09:45 土浦港ラクスマリーナ 2名乗船。
09:55 10:05 沖宿-防衛技研 採水、透明度、プランクトン採取。
10:15 10:25 牛渡-大須賀 採水、透明度、プランクトン採取。
10:45 10:55 高浜入心 採水、透明度、プランクトン採取。
11:10 11:20 三又心 採水、透明度、プランクトン採取。
11:30 11:40 麻生・和田沖 採水、透明度、プランクトン採取。
11:45 11:55 新横利根閘門通船 徐行。通船。船内で昼食。
12:45 12:55 横利根閘門通船 徐行。通船。
13:00 13:10 佐原港沖 徐行。採水、透明度、プランクトン採取。
13:25 13:35 萩原閘門通船 徐行。通船。
13:45 13:50 常陸川閘門宝山上側 着船。下船。徒歩。
14:00 14:20 逆水門下 徒歩。採水、透明度、プランクトン採取。
14:30 13:35 常陸川閘門宝山上側 徒歩。乗船。出航。
14:35 14:45 逆水門上 採水、透明度、プランクトン採取。
15:00 15:10 息栖真崎 採水、透明度、プランクトン採取。
15:20 15:30 外浪逆浦心 採水、透明度、プランクトン採取。
15:50 16:15 北浦南心 採水、透明度、プランクトン採取。
16:50 17:10 潮来港 潮来泊。走航距離は明日に合算。
定期調査+茨城コープ様の補助金により、長軸水質調査。
気象庁の予報では28(日)は曇りで風は穏やか。29(月)は南西の暴風で春2番。30 m/sにも及ぶと言っていたため最悪、潮来2泊するしかないかもしれないという条件付き出航にした。実は前回の出航予定日も低気圧通過で南西の暴風後、北西に代わる予報で欠航したがほとんど風が吹かなかった。
実際出航してみると北東の風強く、ところにより非常に強く三又沖付近は時化た。また、暴風予報の翌29(月)は非常に穏やかで曇りだった。翌日の南西の強風を考慮し、より風が強い銚子方向も28(日)に先に回りし、29(月)は南西の風の風上になる南岸の江戸崎入心のみを残すルートに変更した。28日、北東強く結構時化たが東岸の西浦5ヶ所を行い、横利根経由で佐原へ。採水してから銚子へ急いだが、常陸川水門が通行止め。工事中であった。河口堰回上流方向が開いていることが確認できたが、萩原、河口堰往復、及び再度萩原を通行すると門の開け閉めと通過だけでも3時間近くを要し、当日潮来帰着は不可能ということで、波崎河口を欠測し、額水門上宝山側に接岸し逆水門下へは機器を担いで陸上を移動し、橋上、陸上から観測する事になった。
逆水門下では、霞ヶ浦に比べて太平洋側が大分高く、閘門下の水深が深かったため、透明度、プランクトン採取等もスムーズに行えた。逆水門下は霞ヶ浦西浦、北浦、外浪逆浦に比べれば水路は狭いため、中央部とそれほど水質は変わらなかいものと考えられる。
水の色は各ステーションの大部分で緑~茶緑であったが、橙を帯びた部分もあった。動物プランクトンはカブトミジンコとケンミジンコが主流であったが、かつて見たことがないほど大きかった。
波が出てきた 大きなプランクトン。最大は3mm位
常陸川大閘門工事中により通行不能
調査器具をかかえて徒歩で逆水門下へ。霞ヶ浦側より太平洋側が大分高く調査は楽であった。
逆水門上観測 北浦に陸揚げされている旧水郷汽船やよい丸
鹿行、北総の友人に陸班を担当してもらい夕食 まだ食べるメタボ軍団
2016年 2月26日(金) 『 がいあⅡ世 』燃料120㍑給油
本日、調査船『がいあⅡ世』に軽油120リットル(県税事務所許可油)を給油した。
2016年 2月25日(木) 船長・船員2名、調査員3名
発地点名 天候:晴時々曇。  風向風速 : 北西3m(午前静穏)。  気温4~8℃
 
09:30 09:50 土浦港 農林省様水質底泥調査の為出航。
09:55 09:55 土浦港ラクスマリーナ 通過。
10:15 10:55 土浦湾口 採水、採泥。
11:10 11:30 玉造桟橋 上陸。
11:45 12:05 恋瀬川影響域木小津平山 採水、採泥。
13:00 14:00 麻生港 上陸、食事。
14:15 14:35 北利根口 採水、採泥。
14:55 15:15 新利根川河口 徐航。採水、採泥。
15:40 16:05 小野川影響域西の洲心口 迂回、採水、採泥。
16:45 16:45 土浦港ラクスマリーナ 通過。
16:55 17:30 土浦港 帰港後、片付等。走航距離54浬。
農林省様水質・底泥調査のため出航。2月としては珍しく非常に穏やかな日になったが非常に気温の低い日であった。途中無風水域があり鏡のような水面に青い空と白い雲が映り極めて奇麗に感じた。水の色は緑に橙味を帯びた感じで計測はしなかったもの並みの透明感であった。
沖洲沖からの筑波山。青と白が美しい凪。
行方沿岸の凪。青と白。
採泥の様子 土浦港帰港
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