『 がいあ 』 ニュースと航海日誌  『 2016年4月 』
 
2016年4月11日(月) 船長・船員2名、調査員1名、一般参加2名
発地点名 天候:曇後晴。 風向風速:北18m。 気温 13~16℃
 
09:25 09:30 土浦港 定期水質調査のため出航。
09:40 09:50 土浦港ラクスマリーナ 2名乗船。
10:05 10:15 沖宿-防衛技研 採水、水温、透明度、プランクトン採取。
10:25 10:35 牛渡-大須賀 採水、水温、透明度、プランクトン採取。
10:55 11:05 高浜入心 採水、水温、透明度、プランクトン採取。
11:25 11:40 三又心 採水、水温、透明度、プランクトン採取。
11:50 12:05 麻生・和田沖 採水、水温、透明度、プランクトン採取。
12:10 13:20 麻生漁港防波堤内 上陸・食事。
13:30 15:10 古宿舟溜防波堤内 上陸・休憩。
15:25 15:25 安中沖 時化により迂回、江戸崎入欠測決定。
15:40 15:40 志戸崎沖 時化により迂回。
15:55 16:10 沖宿東沖 正面からの太陽光、大波で浮標視認出来ず轢く。ドライブ点検。。
16:25 16:35 土浦港ラクスマリーナ 2名下船。
16:45 17:00 土浦港 帰港後、片付等。走航距離46浬。
4/11(月) 定期調査のため出航。4/ 7(火)は低気圧通過による暴風雨が予想されていたため欠航にした。また4/11は相当ボリュームを持った雨だったが風は穏やかで、予報とは大分異なっていた。4/ 7は、北東の風を伴い寒い出航であった。北東後北西の予報と、見るからに嫌な気圧配置と観天望気であったため、江戸崎入心は天候次第で通過するかもしれないという条件付きで出航した。土浦は桜が散り始めていたが、美しい風景を見ることが出来た。各地水域は濁りのある緑を呈し、透明度は各地70〜80cmであり、1mを超える所はなかった。麻生港に着船し、食事、休憩後、江戸崎入心に向かって出航したが、小袖ヶ浜沖1海里位に達した時、真北の暴風が吹き始め、波浪は成長してないものの18m程度の強風になり、水面には泡が立ち飛沫が飛び始めました。江戸崎入の危険なため観測ステーションはパスする事にし、風上を航行するため志戸崎をめざし、波に垂直に立てて航行した。波浪は1m以上にも達し、30フィート双胴船が空を飛ぶ状態だった。出島半島の島影に達した。今度は冬型になり晴れ渡った太陽の下の物凄い反射の中、北風で沿岸周りする際の沖宿付近の航路の中に黄色い金属製浮標が設置されており、風浪と正面の太陽の反射の中、3名の見張りでも視認できず正面から衝突し、双胴船の中央部のトンネルで轢く事態になり、ディオプロが損傷を受けた。沖宿で埋め立てを行なっている建設会社は夜間でも無灯火のまま沖合に台船を放置し、友人の船が夜間航行中衝突を危うく回避出来た等、やがてどんな大事故に至る分からない。例えば自分たちがかいじょうの放棄を破ると数十万円から数百万に達する物凄い罰金が待っているが、台船等、大きくて錆色で夜間視認が極めて困難なものには法で義務付けられている停泊灯や、存在を知らせる灯火は全くつけないという異常で非常に危険を伴う違法行為が当たり前に行われている事自体狂気の沙汰である。
土浦港南岸の桜。土浦市港町2丁目~3丁目。
土浦港南岸の桜。土浦市港町3丁目。
15時過ぎ、風向きが変わり突然時化はじめた。浮島沖。
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