『 がいあ 』 ニュースと航海日誌  『 2022年12月 』
2022年12月7日(水) 船長・船員2名、調査員1名、会員2名
発地点名 天候晴。 風向風速 西3後北3m。 気温 9~14℃
 
土浦港
09:00 09:10 土浦港ラクスマリーナ 定期水質調査のため出航。
09:20 00:30 沖宿-防衛技研 採水、水温、透明度、プランクトン採取。
90:40 09:50 牛渡-大須賀 採水、水温、透明度、プランクトン採取。
10:20 10:30 高浜入心 採水、水温、透明度、プランクトン採取。
10:40 11:00 玉造桟橋 上陸、休憩。
11:20 11:30 三又心 採水、水温、透明度、プランクトン採取。
11:45 11:55 江戸崎入心 採水、水温、透明度、プランクトン採取。
12:10 12:20 麻生和田沖 採水、水温、透明度、プランクトン採取。
12:25 13:50 麻生港 上陸・食事・休憩。
14:35 14:50 土浦港ラクスマリーナ 帰港後、片付等。走航距離48浬。
土浦港
<文> 沼澤主任研究員
 12月に入って寒い日が続いていたが、観測日の7日は快晴となった。風もなく、鏡のような水面を調査船が進んだ。水面は遠目には、冬の季節特有の醒めた薄い青色だが、船から透明度盤を降ろすと、緑茶濁の水色で、透明度は60cm程度だった。例年、12月は水温が低く、日照時間が短いため、植物プランクトンが少なく、透明度が上昇するが、今回は透明度が低い。プランクトン以外の懸濁物が多いと思われる。透明度が低いと、湖水に入射する太陽光エネルギーが少ないので、植物プランクトン相、動物プランクトン相に影響するだろう。各地点で水温は10℃台、pHは9台、電気電導度は350μS/cm台だった。CODは6mg/L前後。無機態窒素濃度、リン濃度は低い。予想どおり植物プランクトン、動物プランクトンも少なかった。このまま低い透明度が続くと、早春の珪藻類のブルーム(増殖)が懸念され、ワムシ類も少なければ、ワカサギ仔魚の初期飼料不足が予想される。
手賀沖の養魚場
環境研究所調査船
大山沖
天王崎沖
2022年12月 6日(火) 『 がいあⅡ世 』燃料110㍑給油
本日、帰港後に調査船『がいあⅡ世』に軽油110リットル(県税事務所許可油)を給油した。
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