| 2026年7月15日(水) |
船長(代行)・船員2名、調査員1名、会員1名 |
<文:沼澤主任研究員>
6月観測は、台風接近と梅雨のため欠測し、2カ月ぶりの調査となった。梅雨はまだ明けないが、水温は29~30℃台で高い。土浦港だけでなく、各6定点でアオコ度1~3程度の発生があった。歩崎沖の水域では、モーターボートの航跡が濃い緑色だった。またプランクトンネットが緑色の藍藻類で染まるほどだった。その構成は群体性藍藻のミクロキスチスと糸状藍藻アファニゾメノンが主体だった。
しかし、透明度は湖心で2m80cmを記録した。原因は、カブトミジンコとゾウミジンコの大発生で、珪藻類と緑藻類が食べ尽くされたためである。その結果、透明度が異常に上昇し、太陽光が深部に達し、藍藻類を増殖させたようだ。ミジンコ類は、本来の捕食者であるワカサギが皆無に近いために生存したようだ。
無機態窒素、リン濃度は非常に低かった。COD値は地点により異なり、5~7mg/L程度だった。
今後、真夏から秋に向けて、プランクトン構成と水質がどのように推移するのか。丁寧な観測が重要である。
(ネット検索:「霞ヶ浦水質調査研究会」体験乗船歓迎、会員募集中、問い合わせ:090-6154-0137)
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