2011年6月17日(木) |
船長・船員2名、調査員2名、会員4名 |
着 |
発 |
発地点名 |
天候:曇。 風向風速:南東6m。 気温20〜23℃ |
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09:10 |
09:20 |
土浦港 |
定期水質調査のため出航。 |
09:30 |
10:00 |
土浦港ラクスマリーナ |
6名乗船 |
10:10 |
10:20 |
沖宿−防衛技研 |
採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取、放射線量。 |
10:30 |
10:40 |
牛渡−大須賀 |
採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取、放射線量。 |
11:00 |
11:10 |
高浜入心 |
採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取、放射線量。 |
11:30 |
11:40 |
三又心 |
採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取、放射線量。 |
11:50 |
12:00 |
江戸崎入心 |
採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取、放射線量。 |
12:10 |
12:20 |
麻生・和田沖 |
採水、pH、EC、透明度、プランクトン採取、放射線量。 |
12:40 |
16:20 |
潮来港 |
食事、休憩等。 |
17:25 |
17:30 |
土浦港ラクスマリーナ |
6名乗船 |
17:35 |
17:50 |
土浦港 |
帰港後、片付等。走航距離55浬。 |
水質調査研究会定期水質調査のため出港。研究会員も乗船され、あやめまつりが行われている潮来市に立ち寄り、潮来ホテルのあやめまつりランチRを食べ、さっぱ船で加藤洲十二橋巡りを行った。加藤洲十二橋巡りの70分ルートは、震災で大割水路の橋梁が崩落したため、与田浦の水生植物園前で折り返すルートで、例年あやめまつり期間のようなほぼ一方通行とは事なり、加藤洲水路では、引っ切り無しに行き交い船とすれ違う珍しい光景で、むしろ楽しいクルージングになった。潮来に行かれた際には是非加藤洲十二橋巡の70分コースに乗船して頂きたい。数珠繋ぎの行き交い船は今年だけの貴重な体験になるかも知れない。霞ヶ浦の水は土浦付近は酷い茶白濁で、原因はゾウミジンコの大発生による動物赤潮と言えよう。また、色の割には透明度はそれ程低くなく、70〜80cm程度あった。それ以外のポイントでは淡緑からビリジアンで、まるで伊豆半島の内湾を想像させられる色だった。動物プランクトンの数は過去にない程で、植物プランクトンは相当捕食されて減少しているのか、透明度も高めで麻生沖では1.3mにも及んだ。なぜこのように動物プランクトンが増殖したのであろうか?植物を育てるための栄養は窒素、リン、カリであるが、今回、カリウムに構造がカリウムに似たセシウムが降って来たため、植物プランクトンは大量のカリウムを取り入れて内部被爆し、放射線で細胞が変質または破壊され、通常より柔らかく、あるいは枯死が普段より早く起こり、分解によって食べやすくなった餌が豊富だったなどと言う仮説はたてられないだろうか!?
今回より全調査ステーションでの霞ヶ浦浦上空間線量測定を開始した。今後暫くは毎回の水質検査結果とともに公表する。
霞ヶ浦データに土浦の放射能と霞ヶ浦の水道が安全な理由につて説明するページを追加しています。
霞ヶ浦データに土浦市港町3-10付近の空間線量データページを作成し、5/20よりUP開始しています。
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非常に穏やかな往路

復興する潮来。満開の花菖蒲。 |