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歴史が教える霞ケ浦浄化法3 −浄化法1−
歴史が教える霞ケ浦浄化法
現在霞ケ浦には、水がめ化事業を推進するため Y.P.+2.85mまで貯水できる湖岸堤が築堤され、ほ
ぼ完成をみている。干潮時を利用すれば順流操作によって Y.P.+0.85mまで減水させる事は難しい
ことではない。この2mの間に、約4億tの利根本川の水を得ることができる。その水の出し入れは
逆水門、河口堰、萩原、小見川の水門を操作することである。だが、本川から増水時に直接導水さ
せる萩原と小見川の両川は非常に細いために小見川の全長約500mに通水能力を毎秒1000tに上げる
工事が必要となる。それ以外は現状のままで使用でき、非常に経済的な事業である。
1、気象情報を見てやがて大量の降雨が予想されたとき、逆水門を開放し干潮時の順流操作を行う
  なお河口堰も開放する。Y.P.+0.85mまで水位が下がった時点で再度逆水門を閉鎖する。
2、降雨により利根本川が増水したら、川底の汚泥を押し流すまでしばらく待ち、本川の小見川月
  の水位が Y.P.+2.85mを切らない程度に河口堰を閉鎖し小見川、萩原の各水門を開放し常陸利
  根川導水する。
3、常陸利根川の水位を Y.P.+2.85mに保ちながら霞ケ浦全体は予定水位に達するまで導水する。
4、霞ケ浦の水位がYP.+2.85m達したら、利根本川の河口堰を、全面開放し、平水位に戻す。
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